FF13やってみたさ

今日か昨日に発売のアレ。3時間ほどやってみた感想。クリアしてないで感想書くのもあれだけど。辛い。

全体的な感想としては、いまどきの子(を対象にしているんだよね?)はこういうのが好きなんだなぁ…という驚き。PS2を抜かしてFF10〜12をやってない”おっさん”にはジェネレーションギャップが大きくて障壁が大きい。最近のPRGは10〜20分ごとにムービー入るんだ。知らなかった。

あとキャラクターのモデリングが広末涼子顔からモー娘顔(それともAKB48?)になっていて、ああ、国民的アイドルの象徴って変わったんだなぁ…と新鮮な感動。

映画っぽくジョークをかます面白黒人枠を見ていると、ああ、映像作品を作りたかったんだなぁ、と。。。むしろ、OVA?、いや、まんまFF7ACだよね、みたいな。

ゲーム性としては、まだ要素が全部出たというわけではないので判断できず。インターフェースは良いね。音楽も良いね。グラフィックもいいね、世界観は受け入れがたいけれど。

ということで、おっさんになってしまったんだな、ということを受け入れつつ、今の人はこういうものが好きなんだなぁと勉強させてもらっている。頑張ってこの先も進めてみよう!

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なぜgmailの添付ファイルのアップロードが遅いのか。

gmailにファイルを添付しようとして時間がかかるのでgmailの回線は遅いという先入観があった。

実はそれはネットワークがADSLだったから、とかベタな落ちになりそうだったので、測定してみたところ、Web版の方はADSLアップ理論値である1Mbps近くの速度でアップロードできたのだが、IMAPの方は300kbps程度の速度に抑えられている。しかしながら、別の環境におけるIMAPの速度を測定できていないので確信はない。

なぜgmailの添付ファイルのアップロードが遅いのか。

それはgmailは1GB以上のメール容量を無料で提供するためだ。

Gmailが登場しようとした当時、Google以外の無料のWebメールはすずめの涙ほどのMBしか提供されず、細かいやりくりを必要とされた。そのような中、Gmailは1GB以上のメール容量を提供するということで話題になった。当時の議論としては、ストレージの容量もまたムーアの法則に従うので未来にはずっと安くなるなどの議論と平行して行われた記憶がある。

同時に1GBの容量をストレージとして利用されることへの懸念があった。100ほどのアカウントがあれば100GBのオンラインストレージを得たことになる。場合によっては、メールとしての利用方法よりもオンラインストレージとしての利用の方が多いのではないか、と。

実際にはそうならなかった。それは”Gmailの持つ転送速度を一定に抑えたからだ”、と推測している。

転送速度を抑えることでオンラインストレージとして必要な速度を出させなくする。添付ファイルの送信、また受信が、転送速度や受け入れる拡張子が限られていることなどの理由で、面倒であることになれば、一般利用者にしてもそう簡単に1GBの容量を使いきれるものではない。結局のところ、Googleが欲している”メール本文のテキストの情報”のやり取りが多く残される状況、そしてそれを参照して広告を見せることで収益をあげていくということになる。

今では7GBも使えるGmailだが、それを使い切っている人はいるだろうか。これはGB級のメールボックスをエサにしたGoogleの巧妙な宣伝手法なのだ。

(しかしアップロードが遅いのはADSLのせいだった!…みたいな?)

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四川大地震の日本救援隊の黙祷

子供を助けて犠牲になった大学生と、その遺体で稼いだ輩という記事の中で「四川大地震の日本救援隊の黙祷」について触れられていたので確認したら、なかなか琴線に触れることが書いてある。

四川大地震 中国人の心の琴線に触れた死者への黙祷

 通常あらゆる事柄に於いて、中国人の意見や反応は多様である。しかし、このnewsに触れた中国人の反応は、以下がマジョリティを形成した。「日本人は嫌いであったが、日本人への見方が一変した」、「日本人がとても好きになった」。新聞報道に於いても「日本人の救助隊は、首尾一貫、用意周到、真摯に諦めずに2人を探した。16時間かかりやっと掘り出した2つの遺体を丁寧に包み、その遺体に対し列を作って黙祷を捧げた。…

四川大地震(4)評価された日本の救援活動

また、緊急援助隊と入れ替わりに被災地に入った日本の医療チームに関して、こんなエピソードがある中国人のブログに書かれていた。医療チームが成都入りした後、まだどこで活動するかが決まらなかった時のことだが、中国のメディアの取材を受けた際、あるテレビ局記者が一緒に記念撮影をしたいと申し入れをしたところ、医療チームの一人が「我々は歌の人気グループに見えますか」と言って断ったため、その場にいた人たちはあっけに取られたという。

四川大地震:日本救援隊に心から感謝、自分を責めないで

日本の国際緊急救援隊は、山崩れや余震の危険があるということで5月19日に救援活動を停止せざるを得なかった。ある日本の報道によると、成都市内のホテルに戻った救援隊の隊員たちは、人々の拍手や感謝にわずかな喜びの表情も浮かべず、全員の顔色は真っ青だったという。中国網(チャイナネット)日本語版が伝えた。【そのほかの中国での地震に関する写真】

  また「環球時報」は、日本国際緊急救援隊が撤収したというニュースに関する掲示板に記されたある書き込みを紹介した。

  「現場で活動してきた一人です。・・・・・現在はただただ自身の無力感と悲しさしかありません。救助隊として活動していながら、よく考えると中国人の生きている方に触れないまま帰ってきていました。仲間には今回のことで精神的にまいり、離職を決めた者もいます・・・・・」

日本の被災現場でも救助隊のスペックは異常だと感じたり。大規模災害が発生しやすい国土だからだろうか。

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オンラインゲームについて個人的な3つのこと

周りにオンラインゲームに詳しい人がいるので話を聞くと、なかなか面白い。その中でも次の3点が興味深かった。

・エンディングのあるオンラインゲー
・オンラインゲームでP2Pの機構を持っているものがある
・ブラウザゲーで多人数参加型のRPGが出た

エンディングのあるオンラインゲーが出てきた

エンディングの存在するMMORPG『タルタロスオンライン』第二次クローズドベータテストを開催
少し古い記事だが、韓国発のタルタロスオンラインというゲームにおいてエンディングが存在するという点が気になった。今までオンラインゲームといえば、”終わりを作らない”ことで永続的に課金し、利益を確保し続けることが常識だと考えていた。エンディングを作るということは、プレイヤーが楽しむシナリオに終わりがあるということなので、そのゲームのプレイを打ち切るきっかけになってしまう。そのため、エンディングが存在することを明確に主張する記事は珍しいと感じた。

オンラインゲームをやっている人に聞くと、ストーリーにエンディングが存在することは珍しくないらしく、たとえエンディング後であってもパーティ(ギルド?)との関係は切れないから、チャットツールとして使っている、とのこと。タルタロスでは対戦にも力を入れているらしいが、そういったエンディングを迎えた人の楽しみの1つが対戦だったりするらしい。

ちなみにこのゲームの絵は他に比べて気合が入っているな、と。

ブラウザゲーで多人数参加型のRPGが出た

多人数参加型ブラウザRPG『まじかるブラゲ学院』のオープンキャンパステスト事前登録受付スタート
オンラインゲームのうち、プラットフォームを問わないブラウザゲームについては可能性があるのではないかと個人的にも注目してたのだが、今まで多人数が参加するMMO PRGタイプのブラウザゲームは日本では出ていなかった。それが今回出るらしい記事。ゲームの開発基盤としてはFlashを採用している。

オンラインゲームでP2Pの機構を持っているものがある

オンラインゲームの中のジャンルでも基本はアクションPRGだったりするのだが、中には2D横アクションRPG(スーパーマリオ型)で多人数参加のゲームが存在する。2D横スクロールアクションの場合、ラグなどへの対応がかなり難しいのではないか、と個人的に憶測している。例えばサーバを中継して各プレイヤーの状態を送るだけでもプレイヤーとサーバ間を往復することになる。

そうした疑問があり、「そんなにキビキビ動くの?」と問うと、どうやらP2Pをやっているらしいという答えだった。ポート開放も面倒くさいとのこと。

【ポート関連】P2Pで通信しているか、サーバーと通信しているか…。によると、ハイブリッド型P2Pを構築しているようだ。

このことから予想してみると、同じ画面にいるプレイヤー同士でP2P通信を行い、リアルタイムにキャラクターの位置情報を交換している。同じ画面から離れればコネクションが切れ、同じ画面に移動するとコネクションが生成される、ということか。

そりゃぁまたどえらいP2Pなことで。

まとめ

ということで、中国製のブラウザゲーがmixiアプリを圧巻していたりと、どうやら他国はPC向けオンラインゲームにまじめに取り組んでいるようで良きかなと思ったり。中国では非オンラインのゲームソフトウェアを作っても海賊行為されてしまうのだろうか(中国内産業なら大丈夫だと思うのだけれども)、オンラインゲームに注力しているからなのか。国内ではコンシューマーゲーム機の発達が異常なので、コンシューマー向け非オンラインゲームの開発を続けていくのだろうかな、と。

ハイブリッド型P2Pを構築していたり、FlashやJavaでブラウザで遊べるものを作ったり、ストーリー(+キャラクター)重視で作ったり、mixi(ソーシャル)アプリを圧巻したり、と技術的にも難しいものや挑戦的な取り組みのものを作っている。

日本の国内ではコンシューマーゲーム、携帯アプリ、iPhoneアプリ(かろうじてAndroidアプリ?)に目が向いているようなので、そちらの方で面白いことが何か出てくるかな、と期待していたりする。

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コンシューマーのタワーディフェンス系ゲームが増えてきた件について

過去にFlashによる4つ防衛ゲームの紹介などと紹介したりしたが、記事中でも紹介したとおりPS3向けに「PixelJunk Monsters」という製品が発売されるなど、Flash発のゲームシステムがコンシューマーゲームに採用されるなどのことがあった。

Wikipediaのタワーディフェンスの解説によれば、タワーディフェンスのジャンル確立はPC版のゲームの自作マップから、Flashへの移植が行われたことに端を発する。

「PixelJunk Monsters」という製品でダウンロード販売ながらもPS3向けタワーディフェンスジャンルのゲームが2008年1月28日に発売された。

一方スクウェアエニックスが「クリスタル ガーディアンズ」という作品を携帯電話向けに2008年1月28日発売。さらに、2008年12月23日には「クリスタル・ディフェンダーズ」というタイトルでiPod touch/iPhone版も発売し、スクウェアエニックスがiPhoneゲーム市場への参入ということで話題になった。クリスタル・ディフェンダーズは他にもWii,360,PS3などへの対応も順次行っている。

また近年では河本産業株式会社より「風雲!大籠城(ふううん!だいろうじょう)」というタイトルで、DS向けのゲームとして戦国時代を対象としたものが2009年4月23日に発売されている。Webで体験できるFlash版も公開されているので参考になる。

タワーディフェンスはコンシューマーゲームで一通り揃うほどのジャンルとして成功したようだ。

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あったあった大辞典 Google編

過去の記憶を整理していると、数年前、Googleの行動が特に目立っていたことに気づいた。数年たった今、それを反芻することは個人的に重要なことだと考え、その感想を記す。

Google デスクトップ検索
かつて、GoogleはWeb専業の状態であることからの脱却を図りたいゆえか、エンタープライズ用途の検索エンジンの提供、また個人向けのファイルシステムの検索エンジンの提供を行うと発表した。その個人向けのエンジンがデスクトップ検索である。その相乗効果でWeb検索もGoogleを利用することになるという期待もあっただろうか。

その頃にデスクトップ検索に対して持ったイメージは次のとおりだ。

…Google検索はWebページを機械的に分類することによって、キーワードで検索することを可能にしている。これを自身のデスクトップに当てはめてみれば、ファイルに名前をつけることも、ファイルを詳細にディレクトリ(フォルダ)分類しなくても、簡単にキーワードのみで検索できるような状態になる。つまり、ファイルを作り保存するだけで、そのファイルをいつ作成したかのリストと、検索しやすい形が整っている状況になる。

しかし、現状においてGoogleデスクトップを便利だからと使っている利用者をあまり見ていない。この理由を考えると、インデックス作成の処理にCPUが割り当てられる点、またWindowsが標準でインデックスサービスを持っていることが挙げられる。

デスクトップガジェット
ブログパーツが流行りだした頃、これをデスクトップに貼り付けたらどうだろう、ということでガジェットという言葉が生まれ、MSデスクトップガジェット、およびGoogle デスクトップ ガジェットが開発され、それぞれ話題になった。

その頃にガジェットに対して持ったイメージは次のとおりだ。

…アクティブデスクトップの焼き直しじゃねぇか…あれだけ批判しておいて次はガジェットかよ!は、ともかく、デスクトップ上に常に情報を表示したいというニーズはあるだろうし、これからは24型やそれ以上のディスプレイが普及帯になってくるだろう。そうしたとき、既存のWebページやアプリケーションは16:9を使い切れない。そのため、常に表示したい情報が出てくるガジェットというものはそれなりに流行るのではなかろうか。特にキャラクターものは流行る…

誰ですか、「時計」と「CPUの消費量」と「天気」しか表示していない方は?

iGoogle

ポータルサイトとしての危機感を持ったGoogleは、新しい入り口を利用者自身に作らせるという手法をとる。それがiGoogleであった。このiGoogleに対しても開発者の協力を仰ぎ、カスタマイズ可能である点を売りにした。

その頃にiGoogleに対して持ったイメージは次のとおりだ。

…革命的だ。シンプルしか信じないGoogleがついにシンプルじゃないポータルを考え出した。このトップで既存のGoogleトップページを置き換えるに違いない。また足りないガジェットについては開発者を募ることで、多様性に富むトップページとなり、誰に対しても適合する素晴らしいトップになることだろう。

結果として、面白いガジェットが存在しないiGoogleのトップは、RSSリーダーの亜種として利用するようになり、そのうちGoogle RSSリーダーだけで十分じゃないかという結論に至り、利用しなくなる。ガジェットを含むトップのせいか、妙に重いのが癪に障る。Googleのトップがシンプルなのは、トップページが表示されるまでのタイムラグを気にする人が非常に多いことが解析の結果、分かっているからなのかもしれない(そうではない人はYahooを表示させるのだし)。

成功したもの
個人的にGoogleのサービスの中でも使いやすいと思っているものは、良く使っている頻度順には
Reader, News, Blog, Gmail, Map, Image, Apps, App Engine, Books, Earth…
だ。
Docsとか表計算、プレゼンは使っていない。

特に特定の情報(例えばレビュー、書評)を集める際にBlog検索が効率が良く、初期にはテクノラティジャパン(既にサービス終了)のブログ検索を利用していたが今ではGoogleブログ検索を愛用している。

ということで、Google様のふしぎサービスも色々あったが、当時、考えていたよりは、世界は変わらなかったなぁーとしみじみ思った。

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Chrome OSを起動してみた

スクリーンショットについては、他のブログ等で紹介されていると思うので、それ以外について。

基本的に、Linux上でChromeというただ1つのブラウザが起動する、というコンセプトそのまんま。

個人的に今年の4月頃にKNOPPIXのブラウザのみが起動するモードを作ったのだけれども、まさに、それ。よ〜く見覚えがある、それ。ブラウザを終了しても、またブラウザが起動してくる、それ。Knoppixの時にはFlashも入れさせられたのだが、Chrome OSにも入っている。もう、あれじゃね、ChromeOSでいいんじゃね、みたいな哀愁が漂う。IME(漢字変換)さえ出来れば。

実際に起動は数秒で、鬼早い。ログイン画面が表示されるまでの時間。で、Chromeが鬼早い。Windows上のChromeと比べても早くなっている気がする。気のせいだろうか。Youtubeもサクサク見られる。全画面もOK。つまり、ブラウザのみの用途で、IMEも完備されるのであれば、多くの場合はChromeOSでいいんじゃね、と思えるくらい。良い。オイラが作ったKNOPPIXは起動に1分かかるし。

少し気になるのが、ChromeOSな時代になると、周辺機器との接続がどのような形になるのか、についてだ。既存のデバイスドライバ型の接続から、何かしら新しいブレイクスルーが必要になるのかもしれない。

ChromeOS上でアプリケーションを用いてデバイスを操作するのであれば、ChromeOSらしくない、気がする。実際のところはChromeOS自体のプログラムを即時更新してセキュリティサンドボックスで保護される云々かんぬんの話があって、アプリケーションを増やすことについては考えてあるのだろうけれども、面白くない。

ともあれ、面白い経験が出来た。よかった。

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