P2Pの新しい概念、ISPを巻き込んだP4Pを知っていますか?

タイトルだけで釣り。釣った魚にエサはあげない。

質問。P2PはISPにとって、デメリットはありますか?

デメリットはある。通信量が多くなることだ。通信量が多くなると、どう困るか?他の通信網との接続口である、IXにお金を払わなければならなくなる。P2Pは空いている帯域を使って通信しようとする。その仕組みが、今まで使われてこなかった帯域を使うとすれば、ISPが支払う料金は多くなる。

その対策はどうするか?

  • ISPとしてP2Pを禁止する
  • ISPとしてCDNを用意。P2Pを使うくらいなら、自社網内のサーバから落としてくれと懇願する(これでIXは通らない)
  • P4Pを採用する

P2PはISPと協調することでネットワーク負荷軽減の有効な手段に

もともとは、SIGCOMM 2008の論文、P4P: Provider Portal for Applications | CCR online

もし誰か読んだら日本語で教えてくれ。

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JavaアプレットでP2Pストリーミングできるサービスが登場

ウタゴエとJストリーム,専用ソフトいらずのライブP2P配信サービスを提供:ITpro
ライブ配信できるサービス。

 P2P配信は,大容量のコンテンツをインターネットで配信する際に,配信元の回線への負担を大幅に軽減する手法として注目されている(図)。しかし,一般的に利用者側で専用ソフトをインストールする必要があり,利用を見合わせるユーザーも多かった。UG Live 2はP2PエンジンにJAVAアプレットを利用する事で,専用ソフトをインストールせずにP2P配信ができるようになった。

このネタも「わしは昔考えとったぞ」シリーズ。「数年前にブラウザのみでP2Pは出来ないのか?」と問うたら、結構、冷ややかな反応された。

ブラウザでP2P

昔、ブラウザでP2Pを実現可能かどうか検討するために、java appletでサーバが実現できるかどうか確認したことがある。もしブラウザでP2Pを実現可能であれば、クロスプラットフォームで使用可能であり、かつ Webの仕組みを利用することでP2Pに足らない一覧性などの表現を補うことができる。

まぁ、でも結局作らなかっただろうけれどね。

あの頃のJavaの普及率は良くなった。自分自身の判断でも、あの頃Javaアプレットを採用してホールパンチング実装できたかどうか考えても、Javaの普及率が低いのでモチベーションが上がらなかったと思う。

今はJava入っていないPCは少ないので、そういう時代が来たのだな、とも感じる。Joostもこの路線なら良かった。

ちなみに、Jストリームは大手。ウタゴエは日本でも有名なP2P研究者の方がいらっしゃる。テレビ東京がウタゴエでP2P放送するという記事を書いたこともある。

P2PのコアはJavaでも映像プレイヤーに関しては、できればFlashを使いたい。ということなんで、きっと、vuzeはJavaでtorrentな動画サイトと、同等の仕組みを持っているといいなぁと予想。最悪Windows Media Playerとかに依存したくない。

PeercastというコミュニティではMedia Playerなどを動画プレイヤーとして利用している。でも、現在なら、flvリアルタイム変換がいい。

Peercastを現代風に焼きなおすなら、JavaアプレットでP2Pコア+Flashプレイヤーで動画プレイヤー、Webで動画掲示板(イエローページ)なものを作れれば、時代が変わる。

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最近、hatenaにびびったこと

hatenaのブログが気になって、半年ほど前にLife on Railsというブログを作って、このブログからもリンクした。

そのブログのアクセス解析を見ると、1月に盛り上がってた。

アクセスログで過渡現象を起こしていたので面白いなと。あともう少しでインパルスだった。

顛末を調べるとこんな感じらしい。

  • codezine.jpに載る?
  • hatenaブックマークがつく
  • hatenaのhotentryしていた?

しかも、その記事は、独自な生産性がそこまでないものだった(他のサイトからの有用な情報のみの転載)から、まぁ、そういうものなのだろうな、と。掛かった時間はそれなりだったので。

このブログ自体の記事に関しても、www.diffshare.com の人気エントリー – はてなブックマークを見ると、どの記事が人気か分かる。

実際のところ、開発作業TIPSよりも、他の人間が作ったソフトウェアを紹介したり、技術についての考察を書いたりの記事の方が、他の人(今回ははてな村民)には人気があるのだなーと、思ったり。

そんな器用なことはできないので、書きたい内容があったら書くのがいいさ。きっと。

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最近、okyuuにびびったこと

  1. okyuu.comの記事を見る(お灸うめぇ)
  2. okyuu記事からブログ記事を書く
  3. okyuu記事のRSS配信を見る
  4. okyuuにCDNの記事がある!これは楽しめそう!
  5. 自分の書いたブログ記事だった。

Σ(゚Д゚)

CDNの仕組みを勉強する ノウハウ(Tips)[okyuu.com]

(;゚д゚)

こういうことって、よくあるよね!

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youtubeがテレビ向けサイトを作ってたようで

DLNAとyoutubeで面白そうなことを昔考えたことがあるという記事を書いてしまったが、

テレビでも YouTube!というブログ記事が2月13日時点出ていたことを知らなかった。

YouTube for Television、まずはソニーのプレイステーション3、任天堂 Wii、等の機器でご利用いただけるようになります。
これらの機器から「http://www.youtube.com/tv」にアクセスすると上の画面が表示され、テレビの画面で YouTube をお楽しみいただけます。

このアイディアも、もう無しっと。

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Debian 5.0がリリースされたみたいで語ってみる

GNU/Linuxディストリビューションの1つ、Debianの新しいバージョンがリリースされた。

ネットブック対応の「Debian GNU/Linux 5.0」リリース − @IT

Debianはパッケージ管理システムaptを採用しているディストリビューションで、公式に登録しているパッケージに対してDebianフリーソフトウェアガイドラインというガイドラインを定めていることが特徴的だ。このガイドラインのために、利用できないソフトウェアがいくつかある。(それらのソフトウェアも包括的に管理しているDebian派生のディストリビューションがUbuntuだ。)

Debianのバージョンのリリースは他のディストリビューションに比べて遅い。Ubuntuの半年ごとに比べてDebiahは2年くらいかかる。このDebianリリースの報を聞くたびに、時代として一区切りついた、時間が経過してしまったんだな、と悲しくも思うくらい、長い。

そして、リリースされるたびにDebianの活発さはなくなっていく。正しくは、前回リリースされたバージョンのパッケージ保守の期限が切れるたびに、だろうか。自分が興味を持った2006年に既に下降しており、現在では2006年に比べて検索ワードとしては1/2になってしまっている。

自分にLinuxとはどういうものかをストレスなく教えてくれたのがDebianであったから、少し悲しい。

しかし、この下降は一般化された証拠、つまり抽象化の下に潜ってしまったことの証明なのかもしれない。Debianのさらに下に存在する概念Linuxでさえ、下降している。人気が上昇しているUbuntuの基礎はDebianなのだから、これもしょうがないことなのかもしれない。

Linuxのときの熱は知らないが、おそらくオープンなカーネルの登場は色々なものを想像させ、redhatやdebianを生んだ。Debianの熱は、パッケージ管理を導入することで、誰でも簡単にパッケージ取得と配布ができること、自作ディストリビューションが作れることだった。Ubuntuの熱は、そのパッケージ管理の幅を広げ、周期を早くし、GUIの改善に取り組んだことだった。

Debianが熱かった当時は、Debianを上回るものはないと信じていたが、Ubuntuのような存在があった。現在はUbuntuを上回るものはない、と言いたいが、過去の例からすれば、もう、何かがあるのかもしれない。

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Appleなマーケティング方程式を考えてみた!

極論なので、ジョークとして楽しもう!(これを実践して居る訳ではないのであしからず)

Macは高い。Macはデザインが優れている(らしい)。

Macを買う人はお金持ち。Macを買う人はデザイナー。

Windowsを使っている人はお金持ちから貧乏な人まで様々。

Windows向けにモノを作ると、誰にものを作っているのか分からなくなる。

Macを買った人はお金を持っているので、お金を落としやすい。だからMac向けにお金持ちにウけるモノを作る。

Macを買う人はデザイナーなので、社会に強い影響力を持っている(気づきなどを伝える仕事がデザイナーだから)。

だからMac向けにデザイナーにウけるモノを作る。

Mac向けにものを作っていくとお金持ち向けになっていくので、自然とWindowsユーザーのお金持ちも集まる。

Mac向けにものを作っていくとデザイナー向けになっていくので、自然とWindowsユーザーのデザイナーも集まる。

デザイナー層が集まると、デザイナー層がたくさん宣伝をしてくれ、デザインに敏感なお金持ち層を集めてくれる。

デザインに敏感なお金持ち層が集まると、他のお金持ち層に教えてくれるので、一般的にお金持ち層が集まる。

お金持ち層が集まると、お金を落としてくれる。

ヤッタネ!

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