JavaアプレットでP2Pストリーミングできるサービスが登場

ウタゴエとJストリーム,専用ソフトいらずのライブP2P配信サービスを提供:ITpro
ライブ配信できるサービス。

 P2P配信は,大容量のコンテンツをインターネットで配信する際に,配信元の回線への負担を大幅に軽減する手法として注目されている(図)。しかし,一般的に利用者側で専用ソフトをインストールする必要があり,利用を見合わせるユーザーも多かった。UG Live 2はP2PエンジンにJAVAアプレットを利用する事で,専用ソフトをインストールせずにP2P配信ができるようになった。

このネタも「わしは昔考えとったぞ」シリーズ。「数年前にブラウザのみでP2Pは出来ないのか?」と問うたら、結構、冷ややかな反応された。

ブラウザでP2P

昔、ブラウザでP2Pを実現可能かどうか検討するために、java appletでサーバが実現できるかどうか確認したことがある。もしブラウザでP2Pを実現可能であれば、クロスプラットフォームで使用可能であり、かつ Webの仕組みを利用することでP2Pに足らない一覧性などの表現を補うことができる。

まぁ、でも結局作らなかっただろうけれどね。

あの頃のJavaの普及率は良くなった。自分自身の判断でも、あの頃Javaアプレットを採用してホールパンチング実装できたかどうか考えても、Javaの普及率が低いのでモチベーションが上がらなかったと思う。

今はJava入っていないPCは少ないので、そういう時代が来たのだな、とも感じる。Joostもこの路線なら良かった。

ちなみに、Jストリームは大手。ウタゴエは日本でも有名なP2P研究者の方がいらっしゃる。テレビ東京がウタゴエでP2P放送するという記事を書いたこともある。

P2PのコアはJavaでも映像プレイヤーに関しては、できればFlashを使いたい。ということなんで、きっと、vuzeはJavaでtorrentな動画サイトと、同等の仕組みを持っているといいなぁと予想。最悪Windows Media Playerとかに依存したくない。

PeercastというコミュニティではMedia Playerなどを動画プレイヤーとして利用している。でも、現在なら、flvリアルタイム変換がいい。

Peercastを現代風に焼きなおすなら、JavaアプレットでP2Pコア+Flashプレイヤーで動画プレイヤー、Webで動画掲示板(イエローページ)なものを作れれば、時代が変わる。

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