自分が使っている電気使用量が月270kWhに達したので省エネした

はいTCP、TCP、輻輳制御、輻輳制御…

いやぁ、時代はエコだよね。そんなエコな自分は2009年時点で今時の地球に優しい自宅サーバを考える万越えを果たした電気代の省エネ大作戦の結果にて省エネを達成したが、その後、激しいリバウンドを体験し、今年2012年には省エネ・サーバ考という記事まで書いた。前述の今年の記事を書いたモチベーションは5月の自分が使った電気使用量270kWh。

270kWhという途方も無い数字は、ざっくり、ざっくり30日で割っても一日あたり9kWh。半分くらいは家にいないから、使っているときは、ものすごく使っている計算。普通に一日12kWhとかを超えていった、と予想される。

そんなこんなで省エネ・サーバ考に従って大容量のHDDを発注して取り付けたり、フレッツのミルエネサービスに申し込んだり、色々やった。ミルエネサービス、月に420円。機材のレンタル費込で。自分は、これは安いと思う。

ミルエネサービスとワットチェッカー頼りに電力使用料を測り、電力食うものは買い替え。お買い物の口実と化した。いやぁ買い物、楽しい。その結果、ミルエネによると、10日で42kW使った計算。一日平均4.2kWh。頑張った!リバウンド怖い!買い物、楽しい!

ということで、今後、やむなく省エネを強いられる人にヒントになるかもしれないので、やったことを書いてみる。

行った事リスト

サーバの常時起動を停止。
使うのは(家に居る and 起きている and 暇な)時間なので、夜8時から夜12時までの定時起動。BIOSで起動し、cronでシャットダウン。常時sshで入れる環境は諦める。というか、基本はDropBoxで、秘密的なものは『さくらVPS(1,000円)』をどちらにせよ契約しているので、それがあれば、十分だった。びっくり。外部から自宅のファイルサーバにアクセスできるメリットは自分にはそれほどなかった。

24時間起動から4時間起動なので、1日あたりの使用料、単純に1/6。夜は11時を超えたら、もう寝ましょう。

サーバHDDまわり。サーバの外部HDDを停止。
HDD色々あって、サーバに外部HDDをつけていた。サーバ内のHDD4台と外部1台。イランて、そんなに。

内部の1台のHDDが、システム以外に使っていないHDDだったので、USBメモリで新たにシステム構築。Ubuntu 12.04 LTSにOS入れ替えたい要望あったので、ついでにUSBメモリ化。外部HDDを、内部に入れて今は運用。そのうち、当分取り出さない思い出データを外部HDDに逃がして、内部HDD2台運用にする予定。でもサーバ1/6日しか起動しなくなったので、優先度低い。HDDそのものは、WDのGreenだったら、0.1A食わないので、モチベーション低い。外部HDDはアダプタが0.15A常時食っていたので問題だった。

デスクトップPCを全廃。
デスクトップPCは2台、ともにデュアルディスプレイ。(1台あたり本体0.6A+ディスプレイ2台0.7A) × 2 = 2.6Aで、日中使うことがあると、ひどい。基本的に全廃した。
2台をそれぞれMacBookAirとZenBook UX31Eに。ディアルディスプレイは必要のある場合のみ、使うように。BenQの24インチディスプレイを買ったよレビューで買ったディスプレイが、0.6Aを食っていた。泣ける。

AirとZenBook、ともに0.25A。足して0.5A。すっきり。財布も軽くなった!

ちなみに新型UX31Aの情報が出て、高かったので回避して、格安のUX31E、6万5千円。絶対買いの一品。音がいい。(2年で買い替えるand Windows8スルーする気持ち)あれば、絶対買い。今まで糞環境のデスクトップ使っていたら、買い。

外付けHDDを必要時に使うように。
デスクトップ使うとき、外付けHDDを常時、起動していた。0.15A。外部HDD好き。スピンダウンしていても、食うし、意外とアクセスするし。Thunderbird Portable入れてどのPCでもメール読めるようにしていたが、HDD(SSD)に入れてもいいやん、という判断でノートPC買い替え時に移動。iTunesの曲も入れていたが、さくらVPSに同期してsubsonicを利用してストリーミングで聞ける環境を構築済みだったので、常時必要なくなっていた。新しい曲入れる場合とさくらVPSの楽曲と同期する場合のみ、使うように。

普段使いのPC周りの事情
そんなこんなで日常使いのPCかき集めると3Aとか謎な数値だったが、今は0.3Aとか0.6Aあたり。使うときにディスプレイ使う、な生活。ちなみに、ディスプレイは電源は入れっぱなしで、PC側で外部出力していない、という状況。Windows 7なら、「Windowsキー+P」で簡単に切り替え可能。Fnキー使うより楽。電源線入れっぱなしでLEDランプついてても、そんなに電力使わないことがわかったので、利便性重視でLEDランプついた待機状態にしておく。PC全く使わないときは一括して管理できる元栓スイッチを切るようにした。

AVアンプまわり。HDMIスルー停止。
AVアンプを買って5.1chを構築して1ヶ月経過したで買ったAVアンプ。これで1日中クラシックを聞いたりしていたが、0.8A食う。ショック。ここぞという時以外聞かないように。まぁアンプってそういうものですが。1日中はないわな。

かつて、TIMEDOMAINという、某大学にかよっていて音楽に通じていたら、買わずにはいられないというスピーカーを買っていて、今はそれを1日中聞きたい時は使っている。0.08A。こいつのアダプタ、スピーカー側のスイッチがOFFでも0.08A食う。元栓から切るか、アダプタ外す苦労がある。

話戻って、AVアンプ起動せずにHDMIの中継やってもらうための機能として、HDMIスルーというものがある。ONにした。ONにして一週間後、電源OFFのアンプの上部が暖かい。HDMI使っていないのに。測ると0.4A食ってる。ショック。HDMIスルーを停止。常時、0.4A食って10日過ぎた傷は深い。

あと、ウーハー、オートパワーON/OFFと書いてあって、確かにそのような動作しているから安心していたら、測ったら常時0.15A。切った。

REGZA 32Z2000、省エネ設定を減2、番組情報取得を切り
このREGZA、好きで、バックライトを100にして使っていたら1.5Aくらい使っていたと思う。ココらへん記憶があやふや。今測ればいいんだけど。省エネ設定もっていて、かつバックライトの設定で大きく変わるので、バックライト50かつ減2で0.9Aくらいまで下がった記憶。電源消したあとも、しばらく0.4A食う。その後しばらくすると0A。積算していないのでどれくらい効くのか知らないけれど、番組情報取得も切。

LANハブ、別にどうでもいい
LANハブ、0.00Aとしかワットチェッカーで表示されず、公式情報でも0.8Wとかのたまっているので、つけっぱなしで構わないと思う。

電子ポットの電源切る
4,5人家族で電子ポット使うなら分かる。何度も茶を飲むなら分かる。そうでないのなら、ケトルでいいじゃん、という話。まだケトルは買っていないが、3,000円程度。電子ポットは常時保温と一気に水いれて一気に沸騰させるプロセスが、なんか無駄。

電灯、暗く。
本気だすときは80Wのラピッドスタート管電灯を使うが、通常時は34Wのホタルック。本当は27W+34W=61Wの製品なんだけど。34Wだけだと暗い。暗いが、寝る前は暗い方がいい。よく調べてみると実は27Wのみだった。試しに手元のLx測ると、27Wで100Lx、80Wで300Lx、27W+80Wで400Lx。400Lxマジ明るい。文明開化。

まとめ
自分の周り見回すと、省エネ、意識したのはそれくらい。(そういえばテレビでは省エネというよりも節電という表現を最近よく使っている気がする)

それでもまだ、自分がいないときの常時使用電気量が0.8Aくらいあるっぽいので何とかしたい。まず冷蔵庫でベースどれくらい食っていて、それ以外の製品で食っているものかどうか調べる必要ある。

これから暑くなるとエアコンつけるので120kWh(第一段階)は切れないだろうが、生活環境がノートPCなら、それほど食わないだろうと思っている。思っているがリバウンドしたら怖い。なんせ、放っておいたら息を吐くように電気を食うので。

以上。

# ちなみに使わなくなったデスクトップPC(Core i5 750換装済みのEXPRESS 5800 RB)が放置プレイ。悲しい。SSD入れたり色々したのに…

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変換(かな)キーと無変換(英数)キーの動作を変更した方が使いやすい

Mac上では、スペースキーの右側にかなキーがある。Windowsで言うところの変換キー。MacではこのキーがIME ONとして動作する。

スペースキーの左側には英数キーがあり、Windowsでは無変換キーとなっている。MacではこのキーがIME OFFとして動作する。

今までWindows上で、これらのキーを使って来なかった。漢字変換する場合は、左上の半角/全角キーを使ってきたが、このIME ON/OFFの割り当てが気に入った。

なんで今まで左上に小指を伸ばしてきたのか理解できない。

これから使っていこうと思う。便利。

ココらへんの説明がわかりやすい。
Boot Camp上のWindowsで、MS-IMEを「半角/全角」キーでなくMacの「英数」「かな」キーで操作する方法

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BootCamp側で簡単な速度測定 MBA(Mid 2012)



100MBで回数1回で、簡易的に。

出ている数字ほど、Windowsが早く立ち上がっているような気がしない。

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MacBookAir を買った

今まで種々の理由で買わなかった、Macをついに買った。

Macを買った理由はこんなものだ。

  • iPhone,iPadアプリを作りたい。
  • 最近、個人ユーザでMacを買う人が増えてきた。簡単なことであれば答えられるようにしたい。
  • MacBook Airの筐体と機能性に感心している。例えばアダプター接続部のマグネット。
  • デスクトップPCからノートPCに移行して消費電力を減らしたい。が、作業環境として質(ディスプレイの大きさ)などを低下させたくない。かつ、持ち運びできるものが欲しい。
  • Ivy世代のCPUが欲しい。この世代のCPUであればノート向けの低電圧版プロセッサであっても、ほとんどの事務作業で力不足を感じることはないだろう。
  • 実際に売れているものに触れて、なぜ売れるのかを考えてみたい。

ハードウェアとしての本体は満足している。MacOSには慣れていない。

昨日は触り始めて初日だったが、あまりにもMacOSに慣れられる気がしないので、Boot Campに逃げた。

Boot CampはWindows 7のインストールをMac OS上でサポートしてくれる。どうせ違うOSのための機能なのだから、簡易的なものだろうと思っていた。MacBook Airでは外部出力をThunderboltで行うが、その辺りの対応もWindowsではされていないだろう、という不安もあった。

Boot Campはそんな不安を払拭してくれた。MacBook AirへWindowsをインストールするためにはUSBメモリ経由で行うことになっていたが、そのインストール用USBメモリの作成をサポートしてくれる。加えて、MacBook AirのためのWindows用のドライバも同梱してくれる。パーティションも切ってくれるし、Boot Campが必要なくなったら、削除もしてくれる。

Windowsではファンクションキーの扱いを変えたかったが、それもBoot Campが変更してくれるので助かった。Macではファンクションキーは、音量調節や光量調節が機能するようになっており、「fn」キーを押しながらでないと、ファンクションキーとして機能しないからだ。

これらのBoot Campがしてくれることに感動した。

この文章はMac OS上で書いている。こうした作業を今までのデスクトップではなく、消費電力の少ないノートPCで行いたかった。その望みは叶った。

今まではデスクトップPCで60VA程度、ディスプレイで15インチ20VA、24インチ60VAを消費していたので、総合すると140VAほど消費していたことになる。とはいえ、24インチディスプレイはそのまま使うので、現状で比較対象になるのは80VAだが。

今、ワットチェッカーの値を確認すると、今は18〜20VA程度だ。先ほどまでは30VAちょっとだった。WindowsOSを起動して使っていると、40VAほど消費している。長い時間、数字を見ていけば、何に電力を使っているのか特徴がつかめるかもしれない。

今まで、WindowsやUbuntuのGUIに慣れてきたが、MacOSにはまだ慣れない。iPadでさえ、今は満足しているが、買った当初はボロクソな気持ちになったことを思えば、慣れには時間が必要なのだろう。Apple製品は慣れに必要な時間はない、という自分の勘違いが悪い。

ブラウザとsshさえ出来ればなんとかなる、と思っていたが、そうもいかない事情があった(慣れ的な問題で)。そういった事情にもBoot Campを用意して他OSへのサポートを行うのは非常に助かる。

ということで、まずはメインをWindowsを使って時々Macを使って慣れていこう。

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せっかくリッピング違法化、違法ダウンロード刑罰化なので

  • 全て妄想。
  • Twitterに流そうかと思ったけれど、こんな長いもの流されても迷惑なのでブログに。
  • CDに関して。
  • 昔は音楽をデジタルデータで買うのはありえないと思っていた。CDケースに意味があると思っていたからだ。デザイン的な意味で。
  • 最近、実体のあるものを買うと、その体積が邪魔になってきた。捨てるという選択肢を取りたいが捨てるに及ばず、売るにも及ばず。
  • 実体がついてこないことについて意味がある、と感じるようになる。捨てる手間が省ける。ケースいらない。
  • 音楽に関しては、正直、CDと同等かそれ以上の音質、かつ、DRMフリーであれば、現状のCDと同じ額を払っても良いと考えている。
  • それはそうと、音楽家は今時、CDを本気で売りたいのかどうか疑問。CDはDRMフリーでコントロール不能。中古流通(と複製、また放流される問題)は制御できない。
  • iTunes Storeやauの新サービス「うたパス」などに提供するほうがコントロール可能な点で良いのでは?中古がない。
  • 今回の法改正でCDは守られない。
  • ということで、売るほうも実体のCDで売り上げ最大化できないのでは、と。
  • AKBの握手券はドーピング。『なお、握手券は無料の特典や私文書ではなく有価証券であることが東京地方裁判所によって認定されている[118]。』AKB48-Wikipedia
  • ちなみにAKB48はYoutubeで公式にPVを垂れ流している。皆が待ち望んでいたYoutube登場以後の新しい音楽ビジネスの形。音楽(と映像)はタダで、「体験」を売る。
  • AKB48の音楽性に関しては興味はないが、ビジネスの形としては一考の価値ある。
  • なぜ握手券をリアルで売るのか。オンラインで売らないのか。その答え(の妄想)。
  • 音楽が意図しない色々な形で無料で垂れ流される世の中で、体験を売るビジネスだと、実演家、というかライブ(やそれに付随する体験)に関わる人間しか儲からない。作曲家、作詞家が儲からない。
  • CDに握手券をつけて売れば、JASRACによって印税の配分が行われる。CDの場合、定価の6%をJASRACが徴収して、配分。詳細な計算は検索。
  • CDの売り上げに応じて配分するためにはCD+握手券が必要。その他、テレビ放送やカラオケ、レンタルからも収入はあるが、どのくらいの額なのか不明。【カラオケJOYSOUND】上半期ランキング AKB48が2冠、VOCALOID曲の人気も過熱という報道があるため、カラオケからの収入もかなりの額。
  • 握手券ない中古CDが中古流通しても、誰も買わないはず。著作権者に利益をもたらさない中古流通を殺すのがafter youtube的ビジネス(以後AYビジネスと呼ぶ)。
  • 曲はタダ、その他のカラオケ収入などはGET、の初音ミク系もAYビジネス。
  • 韓国系アイドルもAYビジネス入ってると思うが、足取りを掴めていない。若年層にはかなり浸透している印象ある。
  • iTunesの場合は定価の7.7%。ネット上の音楽販売にも握手券つければいいじゃんと思うが、全てのベンダーで出来るのかどうか不明。
  • YoutubeにアップロードされたPVに広告が付くが、このGoogle広告による収益からJASRACによって徴収されるのか知らない。JASRACに徴収されていなければ、作曲家などの印税にならない。レコード会社との契約次第。
  • 握手券が規制されると著作権者に大ダメージ。
  • 既存のアーティストはYoutubeから引き上げを行っているが、そのため若年層に弱くなっている印象(あくまで印象)。
  • その代わりAKB、韓国系アイドル、Vocaloidが若年層の間で強くなっている。テレビで音楽番組があって皆で同じもの見て同じ話題で盛り上がってた頃と、同じような感覚ある(当事者じゃないから分からない)。Youtubeにあると、友達同士ですぐに紹介できるメリットある。
  • 既存アーティスト、メイン収入がCD売り上げだと、Youtubeから引き上げざる得ない。印税。Youtubeから引き上げると若年層の知名度と布教落ちる。新しい流れが作れていない。既存アーティストは、既存ファンから吸い上げる他ない。
  • 既存ファンから吸い上げる方法、既存手法なのでCDメインになる。
  • 既存アーティスト、体験売る手法になると、ライブかパチンコ店のホール営業。ホール営業で作曲家に金が入るのか疑問。パチンコ台に採用されれば金入る。
  • 既存音楽ファンから見ると、AYビジネスは、握手券orホール営業で、いびつで無理があって望ましくない感じ。
  • Youtubeで音楽たれながすような今後の音楽ビジネスによって、CDおよびレンタルが下火になった場合。もしくは中古流通が最適化(吸って売る)された場合。アーティストはともかく作曲家などが危ない。音楽を無理やり売るには体験紐つけた券(つまりアーティスト側の協力が)必要。券ない場合、カラオケとテレビ放送狙うしかない。
  • 結果、歌える曲、テレビで使われる曲に最適化される。
  • このジリ貧状態を解消できると期待されているものが定額うたパス。皆が定額YoutubeでPV見放題に入れば幸せになる、という考え方。布教活動に支障が出ない。皆で同じものを見て、同じ話題で盛り上がれるのが効果あり。
  • うたパスは、業者側で「選曲」されてしまっているので、自由ではないのが問題。問題だが、海外のspotifyのような音楽定額サービスがそろそろ上陸するはず。
  • 音楽定額サービスにて、正確に再生回数が把握されて、配分されるのであれば、今以上に良いシステム。その代わり、プラットフォーム業者が強大な力(Amazon的な)を持つので注意が必要。一強の業者になると手数料ボられる。
  • インターネットが安価で定額になったときに世界が変わったように、音楽が安価で定額になったときに世界が変わるはず。数多くある音楽からフィルタリングして好みを探したり、雰囲気に合わせて曲を流す、同じ曲を聴きながらコメントする、など。
  • 音楽コンポがデフォルトで音楽定額に対応してもいい。テレビが対応してもいい。
  • あの頃はCCCDに批判的だったけれど、今はCCCDを造った気持ちが分かる。CCCDの仕組みはクソだが。
  • CDの次の音楽ディスクを作って、音質向上させて、かつ著作権保護の仕組みを導入したSACDを普及できなかった業界の問題。その気があれば、DVDでもBlu-rayでも良かった。しかし、一定の品質をクリアしてしまうと多くの人にとっては、それ以上の品質は過剰品質になってしまう。
  • まとめ:音楽について同じ話題で盛り上がれる、かつその過程で正しく著作権者に金が入る方法が必要とされる。その方法は音楽定額配信サービスである。
  • まとめ2:もうCDがいらなくなる。
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省エネ・サーバ考

常時起動しているサーバの消費電力に財力が削られていくので再考を迫られる。

用途を思い出してみた。ファイルサーバ、SSH、iPadへのデータ受け渡しのためのHTTPサーバ、便利スクリプト。

当初の検討、NAS。ネットワークから接続できるファイルサーバがあれば、凌げる。省エネ技術すごそう。省エネ技術について調べた結果、HDDのスピンダウン+ネットワーク内の全てのPCが電源断したら、電源断(どれか1台でも起動したら、NASも起動)。

よくよく考えると、NASでHTTPDとSSHDが可能かどうか不確定。NAS高い。だったらPC上のBIOS+プログラムで解決可能ではないか?

CPU、SandyBridge世代、TDP35Wクラスのものであれば、省電力。例、Core i3 2100T、Celeron G530など。システムをHDDではなくSSDにすれば省電力。

HDDのRAID構成についても再考。今まではRAID5構成を絶対視してきたが、RAID1(ミラーリング)構成でも良いではないか、との考えに至る。理由、(1)HDDの稼動台数を減らすことで省電力を狙う(2)3台のHDD回すの面倒になってきた(3)いつでも取り出したいデータと必要になったら取り出したいデータを分ける運用方法を。

特に(3)、時々必要になるデータについては、いつでも取り出せる必要は無いので、ミラーリングの後、取り外してしまえばよいのでは?と考える。もしくはHDD構成で常にスピンダウン待機させておく。

方針としては、可能な限りSSD上でシステムを構成し、データ領域としてHDDを利用する。HDDはデータの出し入れがない場合はスピンダウンさせて待機。問題なければ、2系統のRAID1を準備し、片方の系統はホットスワップで入れ替えできることが望ましい。

ファイルサーバとして運用するRAID1は、必要であれば、現時点で手に入る最も大容量のHDDを用いるのみに留める。それ以上の容量のデータが常時利用できる環境下は必要ないはず。

アイドル時20~25W、負荷時60~80Wを達成できれば、良しとする。

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JASRACと漫画と団結

最近、思想が変わってきている。

かなり前から、「全ての存在を認めて、よく考える」を心がけてきた。そして双方の立場を考えることをした結果、敵対していた企業を研究しすぎて逆に好意的になってしまうというミイラ状態になった。任天堂はバカにしていたし、アップルもバカにしてきたが、彼らを紹介する本を読み、行動原理を理解していくと、敵対心は消えていつのまにか肩入れしてしまう。

労働組合も、経営を邪魔する存在、ストライキを行って社会に害を与える存在として嫌っていたが、団結権の行使、弱者は団結しなければ強者に対して交渉できない、ということを感じるに従って、その認識を改めていった。

例えば、JASRACも悪の権化と嫌っていた。しかし、音楽家個人と放送局や音楽利用者が直接交渉することを想像すると、個人は負ける。そのために団結して組織を作ることで音楽家の利益を守ろうとしている。そして音楽家がJASRACの考えに同意できないのであれば『JASRACを使わない』という選択肢も残されている。皆がJASRACに反発し、JASRACを使わなければ、その役目は終わる。JASRACが存在していることで、音楽はJASRACを通じて利用料さえ払えば、音楽家や利用者が直接交渉することナシに、誰でも使える状況になっている。

よく出る漫画の二次利用の問題の話がある。漫画の二次利用をした著作物が出回っているが、一次著作の作者に金が回っていない、と。仮に、漫画の世界においてJASRACとなるような組織が存在していれば、管理団体を通して利用許可が出され、売り上げのうち数%を一次著作者が取ることが出来る。このような二次利用の世界では実費以上の収益を上げてはならない、との約束事があるようだが、管理団体が存在してルールが定められていれば、より多くの利益を上げても許される世界は存在したのではないか、と。

これは漫画の世界だけではなく、出版全般や映像、ゲーム(映画)についても、割とそう思っている。なぜ、そのような団体が出てこないのかは不勉強なので知らない。音楽と放送の関係が独特だからかもしれない。

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