今まで種々の理由で買わなかった、Macをついに買った。
Macを買った理由はこんなものだ。
- iPhone,iPadアプリを作りたい。
- 最近、個人ユーザでMacを買う人が増えてきた。簡単なことであれば答えられるようにしたい。
- MacBook Airの筐体と機能性に感心している。例えばアダプター接続部のマグネット。
- デスクトップPCからノートPCに移行して消費電力を減らしたい。が、作業環境として質(ディスプレイの大きさ)などを低下させたくない。かつ、持ち運びできるものが欲しい。
- Ivy世代のCPUが欲しい。この世代のCPUであればノート向けの低電圧版プロセッサであっても、ほとんどの事務作業で力不足を感じることはないだろう。
- 実際に売れているものに触れて、なぜ売れるのかを考えてみたい。
ハードウェアとしての本体は満足している。MacOSには慣れていない。
昨日は触り始めて初日だったが、あまりにもMacOSに慣れられる気がしないので、Boot Campに逃げた。
Boot CampはWindows 7のインストールをMac OS上でサポートしてくれる。どうせ違うOSのための機能なのだから、簡易的なものだろうと思っていた。MacBook Airでは外部出力をThunderboltで行うが、その辺りの対応もWindowsではされていないだろう、という不安もあった。
Boot Campはそんな不安を払拭してくれた。MacBook AirへWindowsをインストールするためにはUSBメモリ経由で行うことになっていたが、そのインストール用USBメモリの作成をサポートしてくれる。加えて、MacBook AirのためのWindows用のドライバも同梱してくれる。パーティションも切ってくれるし、Boot Campが必要なくなったら、削除もしてくれる。
Windowsではファンクションキーの扱いを変えたかったが、それもBoot Campが変更してくれるので助かった。Macではファンクションキーは、音量調節や光量調節が機能するようになっており、「fn」キーを押しながらでないと、ファンクションキーとして機能しないからだ。
これらのBoot Campがしてくれることに感動した。
この文章はMac OS上で書いている。こうした作業を今までのデスクトップではなく、消費電力の少ないノートPCで行いたかった。その望みは叶った。
今まではデスクトップPCで60VA程度、ディスプレイで15インチ20VA、24インチ60VAを消費していたので、総合すると140VAほど消費していたことになる。とはいえ、24インチディスプレイはそのまま使うので、現状で比較対象になるのは80VAだが。
今、ワットチェッカーの値を確認すると、今は18〜20VA程度だ。先ほどまでは30VAちょっとだった。WindowsOSを起動して使っていると、40VAほど消費している。長い時間、数字を見ていけば、何に電力を使っているのか特徴がつかめるかもしれない。
今まで、WindowsやUbuntuのGUIに慣れてきたが、MacOSにはまだ慣れない。iPadでさえ、今は満足しているが、買った当初はボロクソな気持ちになったことを思えば、慣れには時間が必要なのだろう。Apple製品は慣れに必要な時間はない、という自分の勘違いが悪い。
ブラウザとsshさえ出来ればなんとかなる、と思っていたが、そうもいかない事情があった(慣れ的な問題で)。そういった事情にもBoot Campを用意して他OSへのサポートを行うのは非常に助かる。
ということで、まずはメインをWindowsを使って時々Macを使って慣れていこう。