せっかくリッピング違法化、違法ダウンロード刑罰化なので

  • 全て妄想。
  • Twitterに流そうかと思ったけれど、こんな長いもの流されても迷惑なのでブログに。
  • CDに関して。
  • 昔は音楽をデジタルデータで買うのはありえないと思っていた。CDケースに意味があると思っていたからだ。デザイン的な意味で。
  • 最近、実体のあるものを買うと、その体積が邪魔になってきた。捨てるという選択肢を取りたいが捨てるに及ばず、売るにも及ばず。
  • 実体がついてこないことについて意味がある、と感じるようになる。捨てる手間が省ける。ケースいらない。
  • 音楽に関しては、正直、CDと同等かそれ以上の音質、かつ、DRMフリーであれば、現状のCDと同じ額を払っても良いと考えている。
  • それはそうと、音楽家は今時、CDを本気で売りたいのかどうか疑問。CDはDRMフリーでコントロール不能。中古流通(と複製、また放流される問題)は制御できない。
  • iTunes Storeやauの新サービス「うたパス」などに提供するほうがコントロール可能な点で良いのでは?中古がない。
  • 今回の法改正でCDは守られない。
  • ということで、売るほうも実体のCDで売り上げ最大化できないのでは、と。
  • AKBの握手券はドーピング。『なお、握手券は無料の特典や私文書ではなく有価証券であることが東京地方裁判所によって認定されている[118]。』AKB48-Wikipedia
  • ちなみにAKB48はYoutubeで公式にPVを垂れ流している。皆が待ち望んでいたYoutube登場以後の新しい音楽ビジネスの形。音楽(と映像)はタダで、「体験」を売る。
  • AKB48の音楽性に関しては興味はないが、ビジネスの形としては一考の価値ある。
  • なぜ握手券をリアルで売るのか。オンラインで売らないのか。その答え(の妄想)。
  • 音楽が意図しない色々な形で無料で垂れ流される世の中で、体験を売るビジネスだと、実演家、というかライブ(やそれに付随する体験)に関わる人間しか儲からない。作曲家、作詞家が儲からない。
  • CDに握手券をつけて売れば、JASRACによって印税の配分が行われる。CDの場合、定価の6%をJASRACが徴収して、配分。詳細な計算は検索。
  • CDの売り上げに応じて配分するためにはCD+握手券が必要。その他、テレビ放送やカラオケ、レンタルからも収入はあるが、どのくらいの額なのか不明。【カラオケJOYSOUND】上半期ランキング AKB48が2冠、VOCALOID曲の人気も過熱という報道があるため、カラオケからの収入もかなりの額。
  • 握手券ない中古CDが中古流通しても、誰も買わないはず。著作権者に利益をもたらさない中古流通を殺すのがafter youtube的ビジネス(以後AYビジネスと呼ぶ)。
  • 曲はタダ、その他のカラオケ収入などはGET、の初音ミク系もAYビジネス。
  • 韓国系アイドルもAYビジネス入ってると思うが、足取りを掴めていない。若年層にはかなり浸透している印象ある。
  • iTunesの場合は定価の7.7%。ネット上の音楽販売にも握手券つければいいじゃんと思うが、全てのベンダーで出来るのかどうか不明。
  • YoutubeにアップロードされたPVに広告が付くが、このGoogle広告による収益からJASRACによって徴収されるのか知らない。JASRACに徴収されていなければ、作曲家などの印税にならない。レコード会社との契約次第。
  • 握手券が規制されると著作権者に大ダメージ。
  • 既存のアーティストはYoutubeから引き上げを行っているが、そのため若年層に弱くなっている印象(あくまで印象)。
  • その代わりAKB、韓国系アイドル、Vocaloidが若年層の間で強くなっている。テレビで音楽番組があって皆で同じもの見て同じ話題で盛り上がってた頃と、同じような感覚ある(当事者じゃないから分からない)。Youtubeにあると、友達同士ですぐに紹介できるメリットある。
  • 既存アーティスト、メイン収入がCD売り上げだと、Youtubeから引き上げざる得ない。印税。Youtubeから引き上げると若年層の知名度と布教落ちる。新しい流れが作れていない。既存アーティストは、既存ファンから吸い上げる他ない。
  • 既存ファンから吸い上げる方法、既存手法なのでCDメインになる。
  • 既存アーティスト、体験売る手法になると、ライブかパチンコ店のホール営業。ホール営業で作曲家に金が入るのか疑問。パチンコ台に採用されれば金入る。
  • 既存音楽ファンから見ると、AYビジネスは、握手券orホール営業で、いびつで無理があって望ましくない感じ。
  • Youtubeで音楽たれながすような今後の音楽ビジネスによって、CDおよびレンタルが下火になった場合。もしくは中古流通が最適化(吸って売る)された場合。アーティストはともかく作曲家などが危ない。音楽を無理やり売るには体験紐つけた券(つまりアーティスト側の協力が)必要。券ない場合、カラオケとテレビ放送狙うしかない。
  • 結果、歌える曲、テレビで使われる曲に最適化される。
  • このジリ貧状態を解消できると期待されているものが定額うたパス。皆が定額YoutubeでPV見放題に入れば幸せになる、という考え方。布教活動に支障が出ない。皆で同じものを見て、同じ話題で盛り上がれるのが効果あり。
  • うたパスは、業者側で「選曲」されてしまっているので、自由ではないのが問題。問題だが、海外のspotifyのような音楽定額サービスがそろそろ上陸するはず。
  • 音楽定額サービスにて、正確に再生回数が把握されて、配分されるのであれば、今以上に良いシステム。その代わり、プラットフォーム業者が強大な力(Amazon的な)を持つので注意が必要。一強の業者になると手数料ボられる。
  • インターネットが安価で定額になったときに世界が変わったように、音楽が安価で定額になったときに世界が変わるはず。数多くある音楽からフィルタリングして好みを探したり、雰囲気に合わせて曲を流す、同じ曲を聴きながらコメントする、など。
  • 音楽コンポがデフォルトで音楽定額に対応してもいい。テレビが対応してもいい。
  • あの頃はCCCDに批判的だったけれど、今はCCCDを造った気持ちが分かる。CCCDの仕組みはクソだが。
  • CDの次の音楽ディスクを作って、音質向上させて、かつ著作権保護の仕組みを導入したSACDを普及できなかった業界の問題。その気があれば、DVDでもBlu-rayでも良かった。しかし、一定の品質をクリアしてしまうと多くの人にとっては、それ以上の品質は過剰品質になってしまう。
  • まとめ:音楽について同じ話題で盛り上がれる、かつその過程で正しく著作権者に金が入る方法が必要とされる。その方法は音楽定額配信サービスである。
  • まとめ2:もうCDがいらなくなる。
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