PPVモデルと広告モデルとPPMモデル

テレビ放送のインターネット配信モデルの課金手法について、ぼーと考えていた結果を書く。

Pay Per Viewは、特定プログラムに対して、課金をするモデル。例えばその時間の1番組(映画だったりドラマの1話)を買うモデル。

このモデルに関して思うことは、シリーズモノで特段に面白くない回があった場合、それ以降のPPVは特段に落ちそうだ、という心配があることだ。実際の数字を見ていないので分からないが。

広告モデルは、広告スポンサー企業が視聴者の代わりに番組の制作費を払うモデル。

特段につまらない回があっても、無料なので視聴者は惰性で見るだろう。しかし、スポンサーに都合の悪い情報は出てこないし、スポンサーのターゲッティングに合わせた番組作りが行われる制約があるだろうと予想される。

この中間地点に位置して、特段につまらない回があっても次のチャンスがある視聴課金方法はないか思考実験を行ってみたところ、Pay Per Monthが浮かんだ。月額料金。そのモデルにてお金の動きを考えてみたところ、2つあることに気がついた。

1つは、インターネット放送局が制作会社から番組を買って放送するモデルの場合。インターネット放送局と制作会社の契約内容によって、それぞれの儲けが左右される。

もう1つは、インターネット放送局が”視聴率”によって制作会社に配分するモデル。この場合、インターネット放送局は自らの取り分を始めに取ることができるので、食えなくなることがないが、制作会社は数字に左右される。つまりインターネット放送局がJASRACのような配分を行うモデル。

どちらとも月額料金なので、面白い番組が1つでもある限り、続けられる。面白くない番組でも見てもらえているうちに成長できるかもしれない。

JASRAC配分モデルは視聴率を、どのように定義するのかで決まるかもしれない。再生回数か、再生時間か、再度視聴が行われた場合はどうするのか等々…

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