作業部屋の整理・整頓・掃除におけるメカニズム解明の研究

作業空間の整理整頓・掃除は、自身の大きな課題で掃除タイマー作ったり、一気に掃除したり、大変だ。

自身は掃除のスキルを持っていない。逆に見れば、掃除スキルを覚えることができれば、どのようなメカニズムで掃除が行われているのかが分かるはずだ。そこで、長年の目標である掃除メカニズムの解明に向けて、毎年、ゆっくりと掃除手法についての研究を進めている。

初期状態

初期状態では、床も机の上もカオスな状態だった。使ったら使いっぱなし。作業に邪魔になったら机の上におく。机の上におけなくなったらカゴに置く。カゴに置けなくなったら床に置く。床に置けなくなったら、積む。積めなくなったら、作業が出来なくて詰む。

汚部屋の完成だ。

このままではいけないと思い、部屋をまるまる掃除する、詰むの繰り返し。そこで1つの変化を与えるために1つ、ルールを定めた。

「机の上にモノを置かない。」

机の上にモノを置かないルールで1年

そもそも机の上に書類や筆記用具やPCが出しっぱなしになり、そのノリで積みあがっていくことが自身の経験から分かってきた。机の上が整理できてこないと、作業の能率の低下が顕著だ。そこで、机の上にモノを置かないというルールで1年間を過ごした。

作業する。片付ける。の作業が意識として出てきた。その時点ではカゴは廃止した。カゴに入れて問題が解決したことがないからだ。机に置けないとすると、床に置くしかない。

結果として、床に積みあがった。が、机は作業が出来るようになった。この状態で床の積みあがり具合は詰む程度ではなく、歩ける状態だった。

この調子で再度、一気に掃除を行い、さらに制限を増やしてプレイしている。

机の上にモノを出しっぱなしにしない、床の上にモノを出しっぱなしにしないルール

もともと、モノを出したりしまったりする作業は大きな時間のロスになる、という考えが自身の中では支配的だった。その考えを改め、モノを出すロスもしまうロスもあえて受け入れる概念を意識するようにした。

机と床にモノを出してもしまうという制限をつけると、モノのおき場所がない。この時点で、はじめて”引き出し”と”本棚”という物体の利用方法が分かった。作業を始めるときには”引き出し”からモノを出し、作業を終える場合には”引き出し”にモノをしまう。

そうすることで、作業を行っていないときの机はモノが置かれないし、当然、床にも散らばらない。引き出しとは素晴らしいものだと思った。

現状では机の上にノートPCを出しっぱなしにしている。利用しているうちに引き出しの容量が足りないことに気がついてきた。この引き出しにノートPCを入れることが出来れば、簡単に作業開始・作業終了が行える。机の上にモノが置かれない状態が確保できる。ノートPCであれば大き目のバックに入れて吊るしておくのもいいかもしれない。どうするかは検討課題だ。

現状は目に見える範囲では、本棚が本で溢れている。何冊かの本を捨てるか、移動するか、本棚を追加するかしなければ、今後、本は増やせない。整理整頓のTIPSとして、置く場所がないうちには買わないという方針が良いらしい。これについても検討課題だ。

感想

まさに、部屋の掃除も、要るものと要らないものの整理、リストラ(再構築)なのだと思わされた。ちなみに今回のリストラは、ゴミは捨てたが、それ以外の微妙なものは倉庫に突っ込んだ。企業で言うところの、微妙な部署、というところか。最終的には、倉庫も掃除しなければなるまいが、作業部屋よりかはモチベーションが落ちるので、作業部屋の研究が終わってからにしよう。

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