自分のプログラミング経験について懐古してみる

某所で炎上している質問の結果を見ながら、初心者のための言語が何がふさわしいのか想像した。

個人的な経験を思い出してみる。

プログラムに初めて触れたのは、N88-BASICだった。BASICの解説本も何冊かあったが、BASICマガジンという月刊の雑誌に掲載されているゲームのプログラムを紙からキーボードでパソコンに入力していく日々だった。1000行から2000行のプログラムを手動で入力していく日々は地獄だった。が、完成後のプログラムを動かす時間は幸せだった。

今、考えてみると、この時が下積み時代だったのだな、と思う。下積み時代と言うには当時としては贅沢なパソコンだったのだけれども。

当時のゲーム機はファミコンくらいしかなかったから、BASICレベルでも面白いものは面白かった。入力したプログラムが正しく動かないことがあった。途中でコードの写しミスがほとんどの原因だった。当時の知能ではプログラムが何をしているのかを理解できなかった。だけれども、ゲームを動かすために、今まで入力したプログラムコードを無駄にしないために必死でデバッグした。

そのためか周りの人よりかは初見でプログラムが何をやっているのか、デバッグをどうすればいいのか、の知識はあったような気がする。

その後、Cに挑戦しようとするが、やはり意味が分からないので諦めた。

コードをコピーしたり、改変したり、デバッグしたりは出来るようになったのだが、自分の作りたいものを自由に作る能力はつかなかった。

自分の作りたいものを作れる感動をくれたのはJavaだった。Javaからプログラムが少し分かるようになった。だからCに対してもC++に対しても苦手意識が未だにある。今の時代のJavaやC#があの頃にあったら、かなり早くから自分のイメージしているものが作れただろうと思う。

個人的には、自分のイメージしたものがすぐ作れるようになるプログラム言語、フレームワーク、WebAPIたちは素敵だと思う。

一番始めの質問に戻って、プログラム初心者に教えるとしたら何を教えるだろう考えると、環境としては
JavaScriptがやりやすいのだな、と思う。IEだろうとSafariだろうとJavaScriptは利用できるので、環境を用意する必要がない。だけれどもIEではJavaScriptはやりたくない

—-
<先生!w3mでJavaScriptが動きません!

(;゚д゚)

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