Googleの墜落する日

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080124-00000061-zdn_n-sci
ドコモとGoogleが提携 正式発表「iモード端末に「Googleマップ」対応アプリを標準搭載」

http://dailynews.yahoo.co.jp/fc/computer/youtube/
ドコモの携帯で「YouTube」が視聴可能に

ドコモとgoogleがあやしい。それはともかく、googleはもうそろそろヤバいかもしれない。

Adwords広告サービス開始が2002年。現状のgoogleの収入はほとんどが広告のはず。単一の事業ドメインでは10年単位で新しいビジネスをスタートする必要があるといわれている。で、10年たつのは2012年。実にあと4年で新しいビジネスの収益が上がるようにしなければ、10年のジンクスによってgoogleは潰れるかもしれない。

google labsの試みは好きだ。google readerもいいセンスで愛用している。googleオフィスも準備している。最近googleはyoutubeも買った。無線LAN事業もやってる。これらは全て新しい事業ドメインとなる種を育てているのではないか、と思う。しかし現状ではうまくいっているように見えないし、それだけの市場規模があるのかどうか疑わしい。大学のようなキャンパス、技術者への最大の奉仕、厳しい面接などさまざまな話があるが、それらの努力が継続的経営に結びついているかどうかは懐疑的だ。

そのgoogleの最後の頼みの綱がAndroidなのではないだろうかと思えてくる。

日本における携帯の歴史は、ややiモードに依存する点が大きいと思う。そのiモードの開始は1999年2月。そろそろ崩壊してもいい頃だ。そのiモードをAndroidなら塗り替えることができる。そういった意図があるのではなかろうか。そうすれば、googleは携帯電話フレームワークのデベロッパーとして生き残ることができる。これは現存する技術者を最大限利用できるgoogleだからこそできることだ。

Androidが上手くいかなければやがて検索は著作権天国(?)の百度に食われ、googleは堕ちる可能性が高いのではないかと予想している。

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