wikiに対して思うこと〜次世代の文書ツールへの要望

1timeの実験が40分くらいで暇なので。

インターネットは、そういったコミュニケーションを以前よりもかなり簡単にしたと思う。そして、どうやってメッセージを保存したらいいか分からないから、日記の方式を踏襲したブログというテンプレートができた。ある意味、ブログというものは、人が電子情報となって人と会う手段の定型の仕組みである。

ただ、本と違ってコストが低すぎる分、推敲や編集などが差し引かれており、読みにくい場合が多いはずで、かつ、ある程度まとまった内容でもない。

そこで推敲、まとめとしてのwikiに期待をしているのだが、個人向けwikiというものはどうにも流行らない。そもそもwikiの根幹である、「キーワードをタイトルにしてページを作っていく」というスタイルが人の思考パターンと適合しないのでないかと思う。

最近「あればいいな」と思っている編集スタイルのものは、マインドマップスタイルのWebベースの文章ツールである。文章の内容はwiki文法でかまわない。ただし、文章の構成方法においてマインドマップのように気軽に論理構造を組むことができることが望まれる。かつ、時系列表示にも最適化され、論理構造中のどこの話をどの順番でいつ考え、執筆したのか分かるようになっていること。

もっと深くは、どの段落がどの段落の修飾になっているのか、この段落中の要点は何か、要点を理由づける議論はどれか、結論は何なのかが相関関係として常に表示されていること。論理矛盾することを書こうとすると警告される。自分の考えと事実が明確に分けられること。

結果的に論理構造が破壊された文書は作成不可能なレベルでガッチガチの文書ツール。

が、ほしい。

補足:
よくよく考えたら、それって論理記述言語じゃん。コンパイルエラーでそう。

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