成長における理論と実践はスパイラルである

理論と実践について考えていくと、これら2つのものは相互関係して人に根付いていくものだと感じられた。

どうも、自分の中で”理論と実践どっちが大事だ?”という議論が渦巻いており、釈然としなかった時期がある。この結論としては、”にわとりと卵”の関係であり、相互に関係して”揺れる”ことで根付いていくものだというものを得た。

つまり、考えること・行動することは交互に行われることによって得られるものだ、ということだ。考え続けること、行動し続けることで成長が得られるのかどうか疑問だ。

かつて日本代表オシム氏の言葉で皆が印象に残っているものは「考えて走れ」というものだと思う。この言葉そのものが”理論と実践”だと感じる。オシム氏の感覚では、”考えているばかりで走っていない”、”馬鹿みたいに走らないで、よく考えて、走るべきときに走れ”というものがあった。つまり、理論と実践でアクションを起こせということだ。

PDCAサイクルも、考えるとき、行動するときを明確に定めている。つまり、考えながら行動することが重要だという結論から、そのような形が作られたのだろう。

ただし、物事を始めるときであれば、自身のモチベーションが上がる入り口、理論か実践かのどちらかから入る方が良いと思う。物事を始めるときは多くの力が必要で、得意であるもの・やりたいと思うもののサイクルから入ったほうが楽だ。

そして、理論から入ったのであれば、ある程度時間がたったら実践を、実践から入ったのであれば理論に入ってみると良い。このサイクルを形作ることが、成長の原則にあるのではなかろうか。

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これで腹に溜まっていたものは掃けたかな。

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