新型PSPがUMDを捨てダウンロード専売になった点について

PSP goの名前で新型が発表されたPSPだが、その1番の驚きはUMDドライブを捨て、ダウンロード販売のみに絞った点だ。

以前から、SONYブランドのゲーム機には、SONY独自技術を載せることが多く、標準品ではないゆえにコストが増加しているような感覚があった。PS3でUSBやBluetoothを採用したことが画期的であったように、新型のPSPでもBluetoothを採用するなど標準化された方式を扱っている。

PSP goがダウンロード専売を狙うのは、UMDドライブを廃止することによって、小型化・軽量化・長時間駆動・大容量メモリー・ソフトウェアのコピー防止・ソフトウェアの低価格化を可能にするからだ。反面、ブロードバンド加入していなければ利用することが難しいし、小売店の評判は良くはないだろう。

実際にネタとしては新型PSP(DL専用)発表に小売店が激怒 「私達お店はもういらないって事?」のような話があり、今後共にゲーム機と小売店の関係は変わっていきそうだ。

大企業のフットワークが悪くなる理由の1つに、過去のステークホルダーとの関係をキルことが出来ないという問題がある。今回のケースでは小売店の販売ネットワークをどうするのかという問題だ。現時点において、小売店のネットワークを断絶することは得策だとは思えないので、何らかの関与を残すのではなかろうか。ただし、長期的な視点で見れば、ゲーム専売の小売店が生き残るのは難しいのではなかろうか。

おそらく彼らはこんな単純なことを考えてはおらず、もっと複雑な事情もあったことでの発表だろうが、今回はよく決断したな、と思う。

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myloのライン使って別の製品作ろうと思ったら、ちょうどPSPがすっぽり入っちゃってラッキーみたいな?

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