最近、多くのPC初心者の作業の様子を伺うことができる環境にいたりする。そうする中でPC利用の過程を肌で感じている。
その過程で1つ気になったのはgoogle検索の際のサジェスト機能だ。Googleサジェストが正式にGoogle検索デフォルト機能へなったのは2008 年 8 月頃のことらしい。
google検索のためにお気に入りから選ばせる。そして検索窓に「タイピング」と入力させようとしたところ、taiまで入力したところでサジェスト第一候補に「タイピング」が表示される。その後、どうするのか見ていたところ「最後までタイピングと入力するよ派」と「マウスでサジェストを選んで検索するよ派」の2つが存在していた。
「マウスでサジェストを選んで検索するよ派」についてはサジェストが出た時点で下矢印キーを利用すればキーボードのみで簡単に検索に移行できるのだが、一旦手を離してマウスを利用するという点について新鮮な驚きだった。初心者にとってマウスは安定的に利用できるインターフェースだということを再認識した。
「最後までタイピングと入力するよ派」はどちらかというと”キーボードに目がいっているのでサジェストが目に入っていない”、もしくは”サジェストされているのは分かるが、それが何の意味を持つのか分からないよ?タイピングという言葉があるから、それを打てということ?”と思っているのかもしれない。
説明が不十分だから付け足すという方向もあるが、中級者以上には目障りな忠告になってしまうかもしれない。難しい問題だ。
PC操作系インターフェースの大量の初心者と触れ合う機会は少ないので、観察を大事にしていきたい。