デジタルラジオとOTTAVAについて

携帯電話を買い換えた際に、1セグよりも寧ろデジタルラジオの方が気になった。

いくつか選局してみると、クラシックのみを放送するContemporary Classical Music Radio Station OTTAVA by TBSという局があり、仕事中に聞いて能率が上がるタイプの曲ばかり流れてくるので、非常に気に入っている。また自分で選局する必要がないのは楽でいいし、何より自分の知らない曲で好きな感じ曲が流れてくると得した気分になる。

クラシックの有名な曲、気持ちいい曲を切り取って流している。コンテンポラリー・クラシックという言葉については良く分からない。コンセプトとしては「長いクラシック楽曲のサビや楽章だけをオンエアするポップなスタイルのクラシック音楽専門局」らしい。

デジタルラジオ以外、インターネットラジオやpodcastで聞くこともできる。デジタルラジオは自室では電波の都合上聞きにくいので、主にインターネットラジオの方を聞いている。PC側で聴く準備をするのは面倒なので、PCを必要としないインターネットラジオ単体チューナーが欲しくなってきた。出来うる可能な様々な手段を用いて番組を提供することは素晴らしいことだと思う。

こうしてみると、デジタルラジオに関して受信者としてメリットを感じられるのは災害時くらいしかないんじゃないか、と思う。もちろんインターネット回線に契約することなしに聞ける、外で聞きやすいメリットもあるだろうけれど。放送局側では局側で広帯域のインターネット回線を持つ必要がないことが大きなメリットだと考えられる。インターネットにおいてマルチキャストの普及が成されていないことが悔やまれる。

このような音楽を対価に広告を流すモデルは、音楽の種類ごとに属性があり、世代・性別・趣向・仕事が異なるだろうから、様々な局が出てきているのだと思う。また、その聴く人間の属性によっては利益が出ないこともあるのだろう。

例えばYoutubeやニコニコ動画からランダムに音楽を引き抜いて聴くよりかは、音楽の食い合わせを考えて組まれた番組の方が聞きやすいということもあるのかもしれない。

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