新規参入の意義

既存事業者のみでは産業が固定化されてしまう。よって新しく新規参入する事業者を入れることによって新鮮な風を入れ、産業のあり方を再編させることが効果的である。既存のあり方に対して問う。確か、これがベンチャーが推奨される理由だったと思う。

かつて、auが携帯電話事業に参入したときも、AMDがCPU事業に参入したときも、YahooBBやACCA、e-accessがADSLに参入したときも、新しい風を感じたものだ。

そして、また、携帯電話事業者間に新しい風が吹こうとしているニュースが伝えられている。

PC接続も定額制に 携帯各社が検討 料金トラブル防止 – CNET Japan

 NTTドコモなど携帯電話各社が、携帯をパソコンにつないでインターネットに接続した場合の料金を「定額制」にするサービスの導入を検討している。各社は、公式携帯サイト内のパケット通信が使い放題の定額料金プランをすでに設けているが、パソコン接続のデータ通信料金は対象外。このため、「数時間の使用で多額の料金を請求された」といった苦情が全国の消費生活センターなどに寄せられており、料金をめぐるトラブルを未然に防ぐ狙いから、パソコン接続向け定額サービスを新設する。

「多額の料金の請求の苦情」を要因としているが、芋の定額HSDPAを明らかに意識している。ADSLの常時接続の際もそうだったが、定額制は料金を気にしないので楽だ。そして、”ユーザーは、たとえ従量課金制より定額制の方が計算してみると高い”ということであっても定額制を選ぶ(前に一部のユーザが激しく通信を行い、その他のあまり通信しないユーザがその通信料を補填しているという意見を見た気がする)。

そんなこんなもあって、新規参入組は応援したい気持ちが強い。

だから携帯はauで、CPUはAMDで、ADSLはACCAで、モバイルデータ通信は芋を選んだ。

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