Microsoft,Flash対抗のメディア再生技術「Silverlight」を発表:ITpro
米Microsoftは米国時間4月15日,Web上でメディア再生およびリッチ・インタラクティブ・アプリケーション(RIA)表示を実行するためのプラグイン「Silverlight」を発表した。クロスプラットフォームのWebブラウザ向け描画技術で,かつて「Windows Presentation Foundation Everywhere(WPF/E)」と呼んでいたもの。
WPF/Eと呼ばれていたものがSilverlightという名前に変わった模様。
SilverlightはWindows Media Video(WMV)フォーマットを利用する。「Webで公開されている膨大なコンテンツを視聴でき,高品位(HD)ビデオをフルスクリーンで再生するだけでなく,モバイルでも楽しめるようになる」(同社)
最近、stage6にしろなんにしろHDビデオをWeb経由で見ることが増えてきているので、当然の対応か。そういえばFlashでHDコンテンツを見た覚えがない。
Mac OSおよびWindowsに対応し,「Internet Explorer(IE)」「Firefox」「Safari」ブラウザで利用可能。
一通りは対応する様子。問題は組み込み向けか。
HDは有り余る光回線の仕様意義を補完する役目にある。今回のHDへの対応は高速化する回線帯域とユーザーの環境に対応したもの。しかしHD化のみが本質ではない。今後、HD映像と共にどんな付加価値を提供していくのかが気になる。