アイピーモバイルが携帯参入取りやめ,事業資金を集められず

アイピーモバイルが携帯参入取りやめ,事業資金を集められず:ITpro

 アイピーモバイルは2GHz帯を使った携帯電話事業への参入を取りやめることを明らかにした。「アイピーモバイルが携帯参入断念・総務省,周波数再割り当てへ」との一部報道に対して事実と認め,「本格的な携帯事業参入をするには資金が不足していた」(アイピーモバイル)と参入を断念する理由を説明した。関係者によると2007年度最初の営業日である4月2日に,アイピーモバイルは総務省を訪問。この時点で2GHz帯の周波数の返上が事実上決まったという。

やるやる詐欺ですな。まぁビックプロジェクトというものは投機的なものですから。

アイピーモバイルが携帯事業のサービス開始を来春に延期:ITpro

 同時に40億5000万円の増資を実施したことも明らかにした。これにより,資本金と事業準備金の合計は53億7500万円となり,「サービス開始に向けた資金のメドはついた」(アイピーモバイル)としている。

で、
アイピーモバイル,実測10メガ超のTD-CDMA拡張仕様を実験:ITpro

 アイピーモバイルは1月16日,都内でTD-CDMA(time division-code division multiple access)方式の拡張仕様であるE-R7(evolved release 7)による実証実験を公開した(写真1,2)。実験ではHD(High Definition)画質の動画を無線ネットワーク経由で再生するデモや,FTPによってバイナリ・ファイルをダウンロードしながらDVD品質の動画をこま落ちさせずに再生できるデモなどを実施。実測で下り10Mビット/秒超のスループットを実現していた。無線基地局を設置したビルと,移動局装置間は直線距離で100m程度。なお,E-R7の仕様上の伝送速度は下り最大42.2Mビット/秒である。

という、独自方式でかつ実証実験が成功している段階だったので、少し悲しい。

少なくともやる気はあった。ということは資金集めか。

月刊テレコミュニケーションを見ると、アイピーモバイルの社長さんは、以下のとおり。

杉村五男(すぎむら・いつお)氏
1967年日本電信電話公社(現NTT)入社。93年NTTPCコミュニケーションズ エンジニアリング本部ネットワーク設備課長を経て、95年リコーテクノネット入社。99年東京めたりっく通信で日本初のADSLを創業。同社代表取締役COO エンジニアリング本部長、東京ふぁいばあ通信代表取締役、ジェネロ通信代表取締役を経て、02年よりマルチメディア総合研究所代表取締役および現職

こうしてみると、イー・モバイルも含めてADSL系の人が無線に乗り込んできてたんだなーと。

んー。強いて言えば、イー・モバイルの方が本業があって、かつコンスタントに収入が入ってくるので金が尽きない。そういうことなんだろか。

YOZANもこんなことになっている。

なんとなく、無線再編の動きあり。

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