次世代DVD戦争は何を残したか(3)

面白い記事があったので、メモ。

【緊急寄稿】東芝HD DVD撤退へ! ハリウッドは「IT」を選ばず「光ディスク」を選んだ – 日経トレンディネット

IT産業の狙いが「HD DVDを推奨することによって次世代光メディアを分裂させて、ネット配信までの時間を稼ぐこと」だとすれば、まだ期は熟していない。現状のインターネットのバンド幅やスループットからすると、高解像度動画の有料ネット配信にはほど遠い状況と言えるからだ。

いい読み。BDは意外に息の長いメディアになると予測している。

HD DVD敗北のもうひとつの説(ホームサーバの戦い・第7章):夢幻∞大のドリーミングメディア – CNET Japan
これは良いまとめ。

東芝撤退? 次世代DVD戦争は何を残したか:CNET Japan オンラインパネルディスカッション – CNET Japan
これは良い分析。

ひとつは、HD-DVDのメリットは、生産性とコストにあり、性能面ではブルーレイディスクに優位性があったということですが、これまでのメディアの歴史を考えると、生産性は売れるに従って飛躍的にあがり、コストも下がっていくためにHD-DVDの優位性が保たれるのはほんの初期の間だけということとなります。時間が経つにつれ優位性がなくなっていくという点を東芝が見誤ったということでしょうか。

当初、HD DVDの優位性はコスト面で安くできることにあった。しかしSONYの量産化技術はPS3やBlu-rayを低コスト化することができた。よってHD DVDの生産コストの優位性がなくなった、と、「誰か」さんに判断された。

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