ネットワークに関して読んだ本

タネンバウム教授のコンピュータネットワークの本を久しぶりに見なおす。この本はネットワーク全体のことを広く浅く説明してくれる。実装よりもなぜ、そうしたのか、理由を書いてくれている。さらにADSLから光ケーブル、衛星、最新のWiMAXの技術など、版のたびに丁寧に改定してくれている。自分が読んだ本は第2版だったが、第4版の新たな追加には驚かされた。

記憶のある最も古くに読んだ本は、ゼロからはじめるスイッチ&ルータのような気がする。今、手元にないのでわからないが、この本でTCPの簡単な仕組みを知った気がする。

その後、シスアド初級の本でスター型などのトポロジについて勉強した(資格は取るよりも資格勉強の本自体が面白いことを知った)。

次に詳解TCP/IP Vol.1とタネンバウムのコンピュータネットワーク本を読んだ。詳解TCP/IPはゼミで読んだのだが、あれは自分1人で読める本ではなかった。教えてくれる人がいるからこそ、読める本だったと思う。

それに対してタネンバウムのコンピュータネットワーク本は、自分的にはヒットな本で自分で読み進んだ覚えがある。電車の中で重たい本をずっと読んでいた。この本を読むときには、すでに詳説TCP/IPを読んでいたはずなので読めたのはそのためかもしれない。

4年前頃に日経コンピュータの年間購読が無償だったので申し込んだ。講義室に誰かの忘れた日経の紹介冊子がおいてあり、その冊子にて無償取り扱いをしてあったような気がする。日経コンピュータは、それこそ銀行のシステムやNの交換機システムがどのように設計されているのか、その開発者たちの言葉を得られる本だった。この本からは、コンピュータにおける様式美が何なのか学んだ。

その後、日経ネットワークをよく買うようになった。日経ネットワークはその頃、P2PやVPNなど当時のトレンドを抑えており、また、トレンドを簡単に説明することに長けていたので、その世界に非常に入りやすかった。その本でネットワーク製品の概要について学んだ。

さらに時々、日経NEを買って、最新のプロダクト情報について調べた。

日経ネットワークがつまらなくなったので、購読するなら日経コミュニケーションだということで、その後、日経コミュニケーションを年間購読した。この本でアクセス系、コア系、無線系の概要と、ソリューションにおけるモバイルのあり方について学んだ。日経コミュニケーションの購読を1年前にやめてしまったために、NGNの知識はその頃のまま。たとえば、日経コミュニケーションの記事でNGNにかけるNEC不退転の決意はかなり大きな扱いで、感動した。

その日経コミュニケーションがAmazon.co.jp: NTTの自縛 知られざるNGN構想の裏側: 本: 宗像 誠之,日経コミュニケーションというNGN否定本っぽいのを出しているので、いつか読みたいと思っている。

今、思い出せるのは、これくらい。

カテゴリー: チラシの裏, なんとなくTCP パーマリンク

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