中田ヤスタカ×NetVOCALOID=iida calling 3

Flash最上級の重さを放つ「iida」公式サイトで、面白い試みが行われている。

今回もブラウザを落としかねない重さなので注意した方がいい。

【閲覧注意】iida calling

5・7・5の言葉を入力すると、それを誰かが音楽にあわせて歌ってくれる。音楽は複数用意されている。つなげて聞く、をクリックすると、ユーザーが投稿した様々な言葉を聴くことができる。

少し前にサーバ実装のNetVOCALOIDが発表されたが、その実装例となる。中田ヤスタカ氏が音楽を担当しており、氏の(ボコーダーのような)機械音声的な作風とNetVOCALOIDと上手く組み合わさっているように感じられる。

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他のFlashサイトはそれほど重いとは感じないのにも関わらず、このサイトが重い理由を調べてみた。といってもサイトの構成は簡単なHTMLでその点は問題ない。javascriptでswfのロードを行っているが、この時点で既に9個のswfを並列読み込みを行わせる仕組みとなっている。このダウンロードが間に合わずに、ページ開始時にホワイトアウトしてしまう現象が出ている。

単純にjavascriptのみのswf読み込みではないだろうと予想し、chromeのデベロッパーツールで確認してみたところ、14,15回ほどのswf呼び出しを行っている感じだ。中でも、FontAsset.swfは複数回、ダウンロードが行われている。flashにおいてフォント資源はコンパイル時の時間短縮や部品の共通化のために分けておく作法がある。といっても、フォント自体は80kB程度なので重くはならないはず。

と考えると、9個のflash playerのインスタンスを起動するために重くなっているのかな、と。swfを分ける利点としては、開発時に独立して作業できるので作業が楽になる点かしら。でも最後に結合して1つのインスタンスで動くようにできないのだろうか。そこまでインスタンスを分離したい理由は何なのかなーと疑問になった。

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