Apple社よりiPadが発表された。4月の発売らしい。
iPadは、タブレットPCという表現が正しいかどうか分からないが、マルチタッチ対応の9.7インチの画面を持つタブレットだ。美しく表示できるIPS液晶を持ち、重量680g 厚さ13.4mm。最安価な製品で$499というAppleらしくない価格を実現していることが特徴だ。印象としては、iPod touchをそのまま大きくした(DSiに対するDSi LLの)ような存在である。
OSはおそらくはiPhoneと同じくiPhone OSであり、iPhoneで利用できた資産、app storeとそのアプリケーションをそのまま利用することができる。HTML5に対応したsafariも利用できる。当然のことながら、Flashには対応しない。Wi-Fiのみ搭載するモデルとWi-Fi/3Gの両方を搭載するモデルに分かれる。
iPhoneの時にメモリーカードを搭載しなかったように、iPadもUSBやSDカードスロット、外部ディスプレイ出力端子を搭載しない。必要であれば、オプションで付加することができる。
Appleのプレゼンテーションでは、主にiPhoneと同様にウェブ、メール、写真、ビデオをアピールし、さらにiPadに相性がいい電子書籍サービスをiBookとして始めるとしている。日本においてはiBook事業が行われるかどうかについては権利者団体が反対しているためか微妙だ。
–次回(翌日)は「iPadへの批判、誰が為の製品か」