jailed ssh な共有サーバサービスについて

前回の記事に書いた jailed ssh についてだが、RailsPlayground.com などの共有サーバ方式の格安なアプリケーション環境を提供する場合に利用されている。これらのサービスは共有サーバであるのに ssh ログインできるサービスである。

他のユーザのホームディレクトリにはアクセスできず、自分のホームしか見えないので jail な様子だ。root 管理が必要な例えば mysql のデータベース作成などの作業は cPanel という Web アプリケーションで作業させられる。どうやら、jailed ssh でカバーできないアクセス権は cPanel が管理しているようだ(一昔前は Plesk が多かったような…日本だけ?)。

VPS サーバあさりも飽きてきたので、最近はこの jailed ssh な共有サーバを借りていたりする。VPS サーバは root 権が与えられるので自由度が高い代わりに管理がしにくいが、jailed ssh の場合は管理が行いやすい事情があり、それがコストに反映されて格安で借りることができたりする(例えば年間 60ドル〜180ドル)。

しかし jailed な環境下では自由が利かない。 VPS はディスクが仮想環境下なので、プラン変更によってメモリ増加、場合によってはハードウェア移動が簡単に行える、OS も入れ替えることができる利点があるため、個人的には難易度が低い。使い分けが必要になってくる。

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