N64とWiiとライトゲーマー層とゲーマー層の切り分け方

次世代くん:588 wii

 だが、64はシェア争いに負けてしまった。その頃のゲームはライトユーザー向けのもの、オタク(否マニア)向けの物が主流になっていた。
 少しベクトルは変えたものの似た方向を向いていたGAMECUBEも同じような結果に終った。

 んで、Wiiの話。
 Wiiは、まったくゲーマーを向いていないハードに見える。(DSもそうだけどね)
 まず、スペックはアレだし、コントローラーもアレだ。今までのゲームの延長線上にあるものを求める人には退場をねがって、いままでゲームをしなかった層、これからゲームをする層に照準を定めている。そしてそれは大正解だった模様。

おおお。ということはN64&サターン=ゲーマー向け、PS=ライトユーザー向け、だったということか。個人的にN64に対してゲーマー向けという印象を持ったことはないんだけれども、PSの方はノベルに近い作品が多い、ストーリー性を重視している作品が多くてライトに人気が意外にあったのかもしれない。そう考えれば、グラフィック、音楽、ストーリー性の重視に関しては、CD媒体のソフトウェアで出来ることを突き詰めた結果ということかしら。N64がROMを選んだのはチャネルの問題があったけれど、ゲームには結果としてロードが早いというゲーマー向けの気質を持ったものになった。よって、音ゲーはPS限定、ノベルもアニメーションできるPS限定になり、CUBEの時代ではユーザーが足りずに踏み込めなくなった、と。

で、勉強した任天堂は、ライト層を取り込みにかかり、成功した。ゲームを難しくする要素である十字キー(任天堂が特許を持っていて強みでもある)を重視せずに、タッチパネル・Wiiリモコンのような今までの経験値を0にするものを採用することで、「難しそう」というイメージを消した。

一方、PSPgoはライトを卒業したゲームユーザーに対して、小型化とPSPの本来の特徴である動画、音楽の持ち歩きに回帰した、ということ。

そう考えれば、ゲーム機戦争はライト層を取り込んだほうが一般的には成功と思われる、という結論でオーケーなのかしら。ゲーマー向けに作ったら成功しないというのは論理としておかしいような。アーケードがどんな向きに向かっているのか分からないけれど。

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PSPの戦略としてはライト層の取り込みも大事ということで、アドベンチャーかノベルに手を出したほうがいいような。

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で、結果として、本文にある分析を信じるとすれば、

N64,GC,PS3,X360が好き=鬼ゲーマー層
PS,PS2,DS,Wiiが好き=鬼ライト層=流行
N64,GC,DS,Wiiが好き=任天堂は裏切らない層
PS,PS2,PS3,PSP=ソニータイマー層

でいいのかいな。PS2の分類が難しい。

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