Eye-Fi創立者に聞く–無線LAN内蔵SD型カードの誕生と未来:インタビュー – CNET Japan
無線LAN経由で画像をアップロードできるSDカードが国内で発売の開発者が、なぜ製品を開発したのかを問われて答える。
まず、アイデアとビジョンは2004年に思いついて、2005年に会社を立ち上げました。アイデアは、結婚式で思いつきました。私のではなくて、友達の結婚式です(笑)。
たくさん友達が集まって写真を撮っていたのですが、結婚式が終わったあと、だれもその写真を共有してくれなかったのです。私たちのグループには、ITベンチャー、技術者やカメラマンがいました。なにかいいソリューションができるのではないかと思ったのです。
さらにこちらは携帯電話からWebサイトにアップロードしてスライドショーすることができるサービスの開発者ひとりで作るネットサービス:【番外編】学生時代の開発チーム3人が再集結――撮った画像がスライドショーになる「Smillie!」 (1/3) – ITmedia Biz.ID
「嫁が自分の(結婚式で使う)ためにネットサービスを作ったっていうのはなんか嫌で」。閑歳さんはそう笑う。ケータイからアップした写真がその場ですぐにスライドショーになる「Smillie!(スマイリー)」は最初、自分の結婚式で使うつもりだった。
「一軒の邸宅を借り切って行う、いわゆるハウスウエディングという形式だったので、立食形式でもワイワイみんなが楽しめるものが作りたくて。ケータイで撮った写真がアップされていく様子を、プロジェクターでスライドショーのように映したら楽しいかな、と思いついたのがきっかけです」。
どんだけ急いでスライドショーしたいんだよ!、と。
思ったが、リアルタイムにコンテンツを生成してその場で楽しませる、というアイディアは面白いかもしれない。
前者の記事では「携帯電話について脅威と思うか?」という質問に答えており、後者の記事との比較が面白い。
携帯電話によって、確かに写真を撮るという行為は多くの人ができるようになったのですが、その中でも30%〜40%の人はもっといい機材でいい写真を撮りたいと変化していくと考えています。
どうだろうか。だけれども、今までは無線で写真を配りやすくする文化がなかった。無線で写真が配りやすくなれば、おのずと自分の写真を他人が見るのだから、写真のクオリティを気にするかもしれない。クオリティが気になってくる、スライドショーや配る用途があるとすれば、高価なカメラを購入するかもしれない。
まとめとしては写真を撮りながら、その瞬間に面白いものを作ってしまうシステムの2つ。写真に限らず、様々な情報、例えば音声や文字などを検討していけば、何かいいアイディアが出てきそうだ。
# 開発動機に利用シーンは重要なんだなぁ、と。