「お前らの作品は所詮コピーだ」――富野由悠季さん、プロ論を語るという記事がITmediaにて伝えられている。
手塚治虫先生もそうだったと思うんですが、人一倍寝ないで人一倍ペンを動かす。なぜ腱鞘炎にならないか謎でした。5時間寝たら寝過ぎという体になっちゃっていました。それくらい働いていたというだけ。基本的に体力勝負なんです。
コツコツと貫け。
そこでもう1つ重要なモーメントは、他人のコピーになってしまうかどうかは、その人が本性的にもってる指向性や方向性に合致しているかしていないかです。11、12歳ぐらいまでにあなたが好きだったものにこだわれ、ということです。その延長線上にあるものと今やってる仕事がフィットするとかなりいい所に行くだろうと言えます。
好きだったものにこだわれ。
当事者はそういう言い方しないから脇で僕がこう言うしかない。宮崎さんが公衆の面前で「鈴木がいてくれて助かったんだよね」と本人は絶対言いません。どう考えてもあの人、1人では何もできなかったんです。「ルパン三世」レベルでおしまいだったかもしれない。本人に言ってもいいです、知り合いだから。
そういう時期から知っているから、そこでの人の関係性も分かってますから。我の強い人間のタチの悪さも知っています。みなさんもそうですよ。隣の人に手を焼いているとか、「あいつがいなけりゃもっと自由にできる」と思ってる人はいっぱいいるだろうが、若気の至りでそう思ってるだけだから。若さ故の過ちというやつですよ(笑)。これ、笑わなかった人は笑った人に理由を聞いて下さい。それは絶対にあるの。
自分の技能や能力でメジャーになれると思うな。
という文面が気になった。
- コツコツと貫け。→自分でプログラムを書け。
- 好きだったものにこだわれ。→好きだったものを思い出す→20歳までは音楽一筋だった。→音楽絡めて見たらどう?
- チームワーク。→毎週、企画について喧々諤々(けんけんがくがく)。
最近、これらのことについて考えていて、決着がつき始めたところ。
「自分が手の届く範囲のことを一生懸命やることが一番の宝だ」
の答えとしては、今は手を広げすぎたかな、と思う。生活リズムは強制的に調整できたが、一生懸命が出来ているレベルじゃない。10時間を越えると集中力が切れる。クラシック効果も切れてきた。
次はここら辺の調整を考えよう。