ジブリのプロデューザから地図を学ぶ

番組ホームページ -課外授業〜ようこそ先輩〜-にて鈴木敏夫氏が出ていたので見た。

映画プロデューサー鈴木敏夫さん。「千と千尋の神隠し」は鈴木さんのアイディアを宮崎監督が引き受け制作。アカデミー賞を受賞し、日本映画史上初の観客動員数2300万人の金字塔を打ち立てた。
鈴木さんは的確な指示で1000人を超えるスタッフを動かし、時代を鋭く捉えた宣伝戦略で人々の心を掴んできた。そんな鈴木さんが最も大切にしていること・・・、それは「物事をしっかり捉え、正確に伝えること」。
鈴木さんは母校、名古屋市立旭丘小学校を訪れ、授業のテーマに「地図を描く」ことを選んだ。自分の好きな場所へ人を正確に導くにはどんな地図を書けばいいのか、鈴木さんは子供たちに問いかける。
街に繰り出し、普段は見過ごしていた街の様子をつぶさに見つめ、地図を書き上げていく子供たち。はたしてどんな地図が出来上がるのでしょうか。

内容には、結構感動した。と、同時に、自分はなんでこんなにも地図を書いてこなかったんだろうと思った。「自分の好きな場所へ人を正確に導くにはどんな地図を書けばいいのか」という課題意識もすばらしい。

鈴木敏夫インタビューにも彼のインタビューから仕事ぶりが分かる。宮崎氏の仕事が作品を完成させることだとすれば、彼の仕事は作品を完成させる(興行として成功させる)ための地図を描くことである。

そういう心構えが自分には足りてなかったと考えさせられた。

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