引き算のデザイン〜Macbook Air

アップル – MacBook Air – デザインを見て、思わず欲しくなってしまった。

新しいノートPCが欲しいのだが、TrackPoint、B5、ThinkPadのごときキーボード、DVDドライブなし、OSなし、CPUは2コア以上…というノートPCが欲しい。このような極端な例は存在しないと思うので、ThinkPadのx61あたりを買うしかなく、x41からx61に移行する気は起きないので買わない、という思考に至っている。

そんな機能性にこだわるユーザが多いと思うが、その対極にデザイン性を求める要求もある。その例がMacBook Airである。

MacBook Airはデザイン的に洗練されている。検索すると「引き算のデザイン」という単語が頻出するが、まさにそうだと思う。

あれも欲しい、これも欲しいという最大公約数的な考えではなく、最小限に押さえ込むデザインのノウハウにはすばらしいものがある。例えば、日本庭園は質素、簡素な印象を受けるが、あれは引き算のデザインではなかろうか。単純がゆえに、どの角度から見ても味がある。完成される。

Macの場合、そういった気遣いはパッケージにも行われており、フォトレポート:来た、見た、開けた–「MacBook Air」開封の儀:ニュース – CNET Japanを見る限り、パッケージもMacのひとつだということが分かる。

アプリケーションのインターフェースについて考えることが多いが、なかなか「引き算のデザイン」の境地に至れないのが現状である。

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