HTTPで実験を行っていてHTTPについて調べている途中でふと思いついた疑問。
一時期、HTTPよりもFTPの方が「効率が良い」のでFTPでファイル伝送を行っているという話を聞いたことがある。その効率って何だろうか。どちらのプロトコルもファイル途中取得によるレジュームは可能だ。proxyも通ることはできる気がする。
FTPは制御ポートが分かれている点を挙げられるが、制御と転送が分かれているメリットはあるのだろうか。確かにFTPはA端末からB端末のファイルをC端末に送ることが出来そうだが、それがメリットかというと、微妙。
そこで、ふと、WebサーバへのHTMLコンテンツのアップロードを思いつく。ああ、それはHTTPではやりたくないわ、と思った。何でだろうと思考。結果としてFTPクライアントはWebサイトへのHTMLアップロードに最適化されている、便利なクライアントがFTPにしかないという理由があがった。
HTTP(Webdav)に対応している便利なアップロードクライアントソフトがフリーソフトで存在していることを想像してみると、HTTPを利用してアップロードをしてもいい気になった。ならばHTTPに対応したクライアントを作った方がいいのかと考えると、HTTPゆえのメリットが見つからない。
結局、Webサーバへのアップロードは歴史あるFTPの方が楽なのか。よって「FTPのないWebレンタルサーバは有り得るのか」については有り得ないという結論に達するのだが、Windowsに標準実装されたwebdavがなぜ、こうも流行らなかったんだろ、と思うこの頃である。