あまったコンビニ弁当の利用方法

「ガイアの夜明け」でコンビニ弁当を流用する方法をいくつか紹介していて、感動した。廃棄弁当を見ていると切なくなる。

コンビニ廃棄弁当に対する取り組み

コンビニはスーパーと比べて安く食品を提供できない。それは閉店時間がないため、だとか。コンビニでは商品を切らさないように余分に仕入れる必要がある。さらに(ローソンでは)賞味期限が切れる2時間前に食品を引き上げる。コンビニで買ってからすぐ食べるとは限らないため。

そこで、コンビニは廃棄弁当を活用する。CSRなんとかかんとか。

まず紹介されたのは廃棄弁当を食堂に提供すること。肉とか惣菜が小皿として出てくる。300円。ちょっと感動。弁当を作っている工場からもいただくための交渉をしていた。衛生管理がしっかりしているところから頂くので、安心なんだとか。その代わりに(ローソンの)偉い人が「賞味期限が切れたのは絶対出さないでください><」と言っていたのが、かなり印象的だった。コンビニで買って食べるか食堂で食べるかの違い、かと思いきや弁当分解してフライパンに弁当肉入れてたりするので、それなりに食べられそう。

NPO団体フードバンク

さらにフードバンクという仕組みが紹介され、児童擁護施設にも届けられる様子だ。工場で印刷ミスや缶の生成不具合で商品にならない製品をフードバンクが引き取る。引き取られた商品は児童擁護施設などへ届けられる。フードバング側が工場まで回収に来るため、工場側は廃棄コストがかからないのがメリットだ。ニチレイの例では、冷凍食品が詰まったダンボール箱に傷(貫通した穴など)がある場合に提供をしていた。日本の流通はそういう製品は買わないのだとか。ニチレイではフードバンクへの提供へは反対意見もあり、「ニチレイのブランドを汚さないか」心配していた。

全体の感想

コンビニで余った弁当を利用するというアイディアはコンビニ側にとってはデメリットが大きいと思う。その理由は、廃棄弁当を提供することで商品の弁当が売れなくなってしまう恐れがあるからだ。さらに廃棄弁当で食中毒を起こされたりしたら問題にもなる。

よって顧客以外の誰かに提供するか、別の形にして提供する必要がある。その結果が養護施設だったり、食堂だったりして感動した。食堂であれば弁当をバラして販売することが可能なので、賞味期限にあわせて調節が利くだろうし、メニューに合わせて活用することもできそうだ。大学生協のように食堂と連結している場合も上手く活用できるのかもしれない。

特に提供先に関しては、介護施設など資金的に苦労している施設へまわすことによって、色々救えそうな気がする。社会的弱者を政府主導ではなく、民間的に救えそうな仕組みのビジョンが見えたのが感動だった。

ちなみに次回のガイアの夜明けは、ネットカフェで暮らす人々特集らしい。

カテゴリー: チラシの裏 パーマリンク

あまったコンビニ弁当の利用方法 への1件のフィードバック

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください