EclipseのC/C++支援が思ったより使えることが分かった。
昔、EclipseのCDTをWindowsで動作させて、使えない印象を持っていた。この使えない印象というのはmakeが上手くいかないとか、補完が上手くいかないとか理由は忘れた。
まず驚きなのは、Eclipse DownloadsにてEclipseのCDT標準添付されたものが配布されている。Javaを使わないEclipseなのでサイズが小さく、またJava環境と共存させるのは精神衛生上好ましくないので扱いやすい。
CDTのバージョンは4.0.2が最新のようだが、インデクサ(補完機能)が思いのほか効く。このバージョン以前ではインデクサは遅すぎて使えないなどの情報があるが、少なくとも4.0.2では使えるレベルだ。その他の利点は以下のとおり。
- mingw32をインストールしておいたら標準でパスが通る。
- ソースコードを入れればコード内ジャンプも「F3キー」で効くし、入力補完も問題なく使える。
- コンパイルエラーが出れば、どの場所でエラーになっているのかすぐ分かる。
- subclipseでsvnに対応できる。
ただし、GUIによるコンパイルオプションの設定は慣れないと設定すべき項目が何処にあるのか分かりにくい。
と、このように、かなり使えることが分かったので既存のプロジェクトをviベースからEclipseベースに移行することにした。まずは入力補完とコード内ジャンプを試してみたい。
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