気が向いたのでWordPressのバージョンを更新した。結果、良くなったと思う。
今まで更新しなかった理由の1つに、WordPressの自動アップグレードの方法を知らなかった、という点がある。
自動アップグレードのページにアクセスできない
自動アップグレードのページすらアクセスできなかった。あなたの権限ではアクセスできません、と。管理者なのに。それは残念なので、DBに直接アクセスして、wp_optionsテーブルのwp_user_rolesの値を変更した。
どうやら、前回、アップグレードしたときに自動アップグレードの機能が追加された。DB上で管理者に与えられている権限が変更されていなかったため、自動アップグレードの権限が与えられていなかった、という事情があることが分かった。単純に他の人が公開しているwp_user_rolesをコピーすることで解決できた。
自動アップグレードでFTPしか使えない?
あるバージョンからWPは自動ダウンロードしての更新が可能になったのだけれども、その画面を確認すると、FTPで接続せよと出てくる。FTPサーバをいまさら起動するのは気が引けるのでそのままにしていた。
調べてみると、SSHでも可能らしい情報が手に入った。秘密鍵と公開鍵を使った方法なのだが、どうも上手くできない。
さらに調べてみると、どうも、WPのファイルをchownしてWebサーバのユーザと合わせればいいらしい。php-fpmでphpを実行しているが、その実行ユーザーはwww-dataなので、そのユーザーでchownしてみた。その後、自動アップグレードをしてみたら、らくちんほい。
自動アップグレードしてみた
最新版への更新ありがとうございます ! WordPress 3.3.1 を使うとあなたのルックス、性格、そして Web パブリッシングエクスペリエンスが向上します。いえ、実は最後の項目だけですが、まあいいでしょう 🙂
という気の利いた言い回しなどで出迎えてくれる。
主に変わったと思える点は、上のバーだ。細部のデザインも良くなっている。
一時期流行った、文章以外は何も表示させないモードも搭載している。ブラウザの全画面モードと併用すれば、さらに効果は高い。
大体ここらへんが、3.0.4から3.3.1に更新した場合の、印象である。