Saasesから「さくらVPS」への乗り換え中。
ロリポからSaasesへの乗り換えの際にEUC-JPからUTF-8への変換の面倒が終わっていたので、楽だった。今回は、Ubuntuから同じバージョンのUbuntuへの乗り換えなので簡単。
やることがないので、apacheからnginxへの乗り換えと、メールサーバの立ち上げをやってみた。
nginx上でのwordpressの準備と設定
下記のURLのサイトに書いてあることを素直にやれば、何のひっかかりもなく、実現できる。
さくらのVPSでnginx + php5-fpm
nginx + php5-fpm + wordpress @さくらのVPS
メールサーバの設定
メールサーバの設定(postfix, dovecot, sasl2=saslauthd)
後はリレーをしていないかどうか確認して完了。
残り作業
twitterのbotの移動・定時DBバックアップのcron書き
残りメモリ
512MBのメモリのプランで、ここまでの設定が終わった状態のメモリの使用量。
$ free
total used free shared buffers cached
Mem: 505172 484160 21012 0 27536 253912
-/+ buffers/cache: 202712 302460
Swap: 916472 1224 915248
何かできそうなくらい残っている。
php-fpm
今回はapache+mod_phpの組み合わせではなく、nginx+php-fpmの組み合わせ。php-fpmはhttpサーバ(ここではnginx)とは切り離されたプロセスが起動する。
29657 www-data 20 0 130m 43m 4052 S 0 8.9 0:05.35 /usr/bin/php5-fpm --fpm-config /etc/php5/fpm/php5-fpm.conf
28325 mysql 20 0 180m 35m 7548 S 0 7.2 0:01.49 /usr/sbin/mysqld
29659 www-data 20 0 120m 34m 4076 S 0 6.9 0:05.43 /usr/bin/php5-fpm --fpm-config /etc/php5/fpm/php5-fpm.conf
29658 www-data 20 0 120m 33m 4092 S 0 6.9 0:04.96 /usr/bin/php5-fpm --fpm-config /etc/php5/fpm/php5-fpm.conf
apacheのように最大いくつまで起動するかを設定できる。また、他のサーバに置くことで、httpの仕事をするサーバとphpの仕事をするサーバを分けることができる(はず)。今まではapacheの中でphpがどれくらいのメモリを使用していたのか気にしていなかったのだけれども、php-fpmでプロセスとしてメモリ使用量が見えていると、楽しい。
また、nginxの設定ファイルの書き方は、個人的にはapacheよりも好き。