9月2日に行ってきた。
講師は攻殻機動隊を製作したので有名なI.G.の社長、石川氏。参考資料に挙げた記事を読んで関心があった。運よくセミナーで話を聞くことが出来た。
話の内容は、なぜ会社を作ったのか、作った当初はどうしたのか、上場する前後はどうだったのか、など。給料上げてもいいことない、と言っていたのが印象的だった。
感想としては、そういわれることが多い「○○の業界で上手くやっていく人は、○○が元々好きじゃなくて入った人」という話のまんまの人だと思った。それは常識にとらわれないという意味でも、他の世界で確立されている常識を持ち込むという意味でも、その業界の本当の仕事の本質を見抜けるという意味でも。
”望んだ仕事でなくとも一生懸命に励めば職になる”という趣旨の言葉をどこかで知ったが、まさにそのような状況は起こりうるということなのだろうか。それとも業界の中に○○な人が多い場合××という新しい血を入れたほうがいいということなのか。様々な疑問が浮かんでいい刺激になった。
不思議な人だった。
参考資料
石川光久、アニメビジネスを変えた男(16記事)
アニメ制作会社はどう“儲ける”べきか〜プロダクションI.G 石川光久社長インタビュー
第25回 株式会社プロダクション I.G代表取締役社長 石川光久-その1-「普通が夢」だった少年時代
コンテンツ創造科学産学連携教育プログラム インタビュー(PDF)
p.s.
知り合いで、詳しい話の内容に興味のある人がいたら、メモから書き起こした文章をお見せします。