GyaOが「マルチソース・ストリーミング」技術を採用

Gyao、マルチソース配信技術で安定視聴を提供 – ユーザー層拡大へ期待 | ネット | マイコミジャーナル

USENは20日、同社運営の動画配信サービス「Gyao」において、一部動画の配信技術にOnion Networksが持つ「Autobahn」を採用すると発表した。複数サーバから同時配信を行なう”マルチソース・ストリーミング”を実現する技術で、ユーザ側の回線速度に問題ある場合でも安定的に動画を視聴できるようになる。

開発元はAutobahn – The Best Online Video Experiences。手作り感満載なサイトだが、autobahn自体はMLB.TVというメジャーリーグを放送するサイトで利用されている。

元ネットランナーの教えて君.netで紹介されるようなツールも公開している。「Autobahn」で動画ダウンロードを最大10倍に高速化 :教えて君.net

このautobahn技術、資料がないので良く分からない。基本的に複数のTCPセッションを張るから速くなるよ的な技術のように見える。マルチソースとしていることから、複数のサーバとTCPセッション(HTTP)を張って、TCP的に帯域全部を使えるようにやるぜ!な技術なのだろうと推測する。使っていないので分からないが、おそらく、動画を10ピースに分けて、順次10セッション位を張って、受信クライアント側で受信ウィンドウを制御して、動画の先の方を高帯域、後の方を低帯域でダウンロードできるようにする技術なのではなかろうか。

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