これは、ベンチャー企業の“ヨシダカマガサコ”(株式会社吉田鎌ヶ迫)が開発したP2P通信ミドルウェア「Spear」(スピア)のデモンストレーション映像だ。Spearは、携帯端末向けに開発されたソフトウェアで、現在はauの携帯電話端末で採用されているアプリケーション実行環境“BREW”(ブリュー)に対応しており、TCP/IPのソケット通信を用いた端末同士のP2P接続のためのインフラを提供する。
基地局を中継したP2Pらしい。携帯のような端末でP2Pできたとして楽しいのかどうか考えてみても、今は思い浮かばない。今回のP2Pの定義はピュアP2Pネットワークのことではなく、サーバを経由するハイブリッドP2Pのことを意味している。
今後、このベンチャーが競合企業に対してどのような差別化をしていくのかが気になる。