Vuzeの構成が気になったので、調べた。
vuzeはカリフォルニアの企業が提供している動画配信サービス。ユーザからの投稿も受け付けている気がするが、publishの項目にはサインインが必要だったので調べてはいない。
vuzeはローカルにプログラムをダウンロードしてインストールする必要がある。ブラウザのみでは、低品質なサンプルのみしか視聴することはできない。
クライアントプログラムはAzureusと称されている。AzureusはJavaで構成されている。一見exeに見えるが、swt.jarを添付してあるため、JavaでGUIを構成している可能性が高い。AzureusはGUIの大半をブラウザが占める。ブラウザ内のPlayおよびDownloadボタンによって、動画再生かダウンロードかのアクションを選択することができる。Azureusブラウザの上部にはメニューバーが存在し、そこからAzureusにかかわる各種の設定を行うことができる。
Azureusの動画ダウンロードの仕組みはtorrentである。torrentのエンジンはどうなっているのかわからないが、azureusはlimewireと並ぶtorrentクライアントだったらしいので、独自実装かと思われる。
vuzeのすばらしい点はOpen Entertainment Platformと称している点であり、sourceforgeにAzureusのソースコードが存在する点である。
つまり仕様が公開されているので、PDAやSTB等に簡単に移植することができることを意味している。Windows向けにはJavaのexe化が行われている点も見逃せない。
ただし、ライトユーザにとってはJavaのクライアントをインストールしなければならない分、敷居が高い。画質主義者はライトユーザには存在しない気がするので問題ない。
google readerでvuzeについて検索したら以下の結果が出た。
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