今回の選挙後の記事と活発だった人たち

今回の選挙について民主勝ち過ぎ、「2大政党制」雲散霧消か「ネトウヨ」の敗北、「ネットの力」は強くない?ネトウヨ大憤死の巻ずっと自分の事をネトウヨだと思っていたなど、面白い記事が出ている。

選挙に関わるインターネットのWeb上の動きについて何度か軽くしらべたエントリを書いたが、特にネット掲示板とその思想について興味深かった。

この観察からレッテル張りとして多く使われているネトウヨという言葉はどうやら不適切だろうと思えるようになってきた。

そして勝手に推測してみようと思う。

推測

このようなコメントを多くするタイプは、個人的なステレオタイプでは若年層であり、確証はないが予想では16〜24の年の頃あたりではないかと推測している。彼らは携帯電話やPCを重視することから、親類からインターネットに対する嫌悪感を抱かれている可能性が高く、彼らが重要視しているSNSなどの批判も意識の水面下では行われていることだろうと考えられる。その思考の先には親類が携帯電話やPCを触らないから信じられないのだ、テレビや新聞の情報ばかりに頼っているからだ、という到達点が見える。

そこでインターネット上で話題になっている事柄でテレビや新聞で取り上げていないことを挙げたり、またTBS報道における偏向を指摘することによって、自信を持つようになり、インターネットから情報を仕入れることに対する優位性を感じるようになってきた。このあたりから、多くの人がインターネットで話題にしている(ように見える)事柄は正しいと思えるようになっており、8割方を信じるようになってくる。結果として、論理を重んじずに「○○は○○だ」という短絡的な結論を口にするようになってくる。自身は選挙権を持っておらず、直接影響することが難しい立場にある。

と、ここまで書いて、これは2か3人の規模のものじゃないのかと疑問になるが、過去のブログの瞬間最大風速を見る限りは少なくなさそうな気もする。

このような人々が政治に興味を持ちコメントしていること自体は、活発な意見交換を誘発させているのは確かなので、もっと1つ1つの政策や方針について詳しく正しく議論できるような場所を用意できれば、建設的でむしろ良い方向に向かうのではないか、と思った台風の日。

日本の船出は嵐だったとさ。

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