痛いニュースというコメント数が良く伸びるブログが存在する。このブログにはよくコメントが多数投稿されるが、あまりにも多いため、時系列で分かるようにグラフ化してみた。
このブログでは某巨大掲示板の意味のある受け答えを抜き出して掲載する形をとっており、「議論の経過」を面白おかしく見ることができる工夫がしてある。某巨大掲示板のシステムの構造上1000以上の受け答えがあると保管を行い、有料会員しか見ることができない状態になってしまう。そのため面白い話題があったとしても他の人は見ることができないという問題があったが、その内容を抜粋して掲載することによって、話題に永続性を持たせることに成功している。
1つの面白い現象として、さながら議論の続きを議論するように、この転載記事に対して多くのコメントが投稿される。最近では、このコメントに関しても大きな影響があると見る向きが自分にはあり、コメント数、コメントの動向、内容を精査することが必要であると考えている。
そのコメントの時間ごとにおける投稿数を見ることによって、コメント投稿者のライフスタイルを明確にできる可能性があると考え、グラフの導出を図った。
このグラフの横軸は時間を表しており、本日の3日前から現在までを示している。縦軸は10分あたりのコメント数を示しており、10分毎に集計したものになっている(100であれば、10分間に100回コメントされたということ)。グラフの線の色分けは、記事ごとに集計したものである。記事番号と記事内容の対応は以下の通りである。
- 0.中間管理職にチキンラーメンと水、小麦粉、ビニールシートを持たせ、「無人島」でサバイバルをさせる研修…日清食品
- 1.麻生首相 「民主党の党旗、日の丸を切り刻み作成…」→鳩山氏「神聖マーク、きちんと作らねば」→民主HPから写真削除
- 2.バイクで追い抜きざまに、女性の頭部に自分のウンコを投げつけた男逮捕
- 3.「私が人脈持ってる人間だとわからないの!?」…吉本ばなな氏のエッセイを紹介したサイトが話題に
- 4.オナニーを絶対しない男は7%…MEN’S NON-NO読者調査
- 5.自分の娘の名前に『エロゲ』のタイトルをつけたことが妻にバレ、両家の両親を加えて家族会議
- 6.パットを外した豪選手に対して石川遼選手のファンが拍手→ツアー主催者謝罪
このグラフを観察すると、投稿されたすぐ後にコメント数が伸びていることが分かり、その後、急激に落ち込むが、投稿は続くという形になっている。記事によっては翌日の夕方から夜にかけてコメントが伸びている様子が分かる。(1)の記事のグラフが大きく伸びている理由は不明だが、現在特に注目が集中する政治案件であることが関連しているのかもしれない。
これらの記事の伸び率とコメントの内容を照らし合わせていくことで、新しく見えてくる事実がありそうだ。
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シーケンス図よりもスループット図の方をつい出してしまう…